海賊団『赤き翼』を立ち上げて、7つの海の海賊王になりに行きました。 と言っても実はもう5年くらい前から立ち上げていた(『10年間の約束』)。 最近は2年以上、世界の海を駆け巡ってたので、引退報告が遅れたぜ!
小さい頃から「息子」として育てられてきたロッサ。 名前も、リュガなんてつけられて、全く疑いもしなかった。 しかし、ある日気づく衝撃の事実。
「俺、女じゃねーか!」「ああ」「ちくしょー、、こんな家、出てってやるー!」 と、そんなことがあったのかはわからないが、 とにもかくにも家出。
しかし、海賊につかまり。 そこの船長に助けてもらい。 海賊の仲間になり。
☆お頭画像:http://goo.gl/E2eK4
お頭の引きいる海賊団は『赤き鷹』と呼ばれてる。 俺は、お頭の右腕になるべく、頑張った。 いい仲間たちだったぜ。
けど、ある日のコト―――
「ロッサ、大変だ!お頭がホワイトシャークとの戦いに!」 ホワイトシャークってのは、お頭とやりあってた南バルバロスの海賊だ。ヤなヤツ。
「お頭が?!」 お頭の船が、ホワイトシャークと交戦に入ったらしい。 俺は、他のヤツラと一緒に船を駆って向かったよ。
そこで見たのは、多数の船の残骸―― ホワイトシャークの船たちを暗礁におびき寄せて壊滅させたのは、わかる。 けど、お頭は…?お頭の船は…?
必死で探し待ったけれど、見つかったのは 海を漂っていた赤き鷹の旗と、 同じく波間を漂う、厳重に包まれた航海日誌(ログ)だけだった。
お頭は、死んじまったのか。 ログを読みながら考えても、答えはでない。 ログは、自分の生きた証、そうお頭から聞いたことがある。 それを流すってことは……。
けど、俺は諦めない――そう言い聞かせる。 海で見つからないなら、陸からだ。 こうして、俺は、お頭を探して。碇亭の門をくぐる!
見つけて、それでどうするかは正直分からない。 あの日々は楽しかったけど、冒険者ってのも気持ちいいしな。
けど、あの時、あの場にいなかった俺。 その自分の心に納得をつけるために。 探し出す……。
Sランクなる寸前、空中大陸ハーフェンに行ける船『天翔ける船』の調査に混じった。 空には、お頭はいないから、興味なかったけどさ。 誰かが赤き鷹の名を騙ってるみたいだったからねぇ。
騙ってたのは、ホワイトシャークの部下でファルという男だった。 よくも、お頭の旗を……! そいつはきっちりお仕置きしたけど、お頭のログとペンが、その船の大事な品だとさ。
けど、お頭のログだけは、渡せない。誰にも触れさせない。 だから、メーヴェたちから逃げた。海に。 それに、ホワイトシャークがそこまでしてお頭のログが欲しいのもわかった。 ホワイトシャークを、逆に狩ってやる。
…お頭、、、。仇は討ったよ、、、。
【名のある海賊リスト】◆はログを手に入れた海賊
☆『音無』(ランクSSS?) アルケナル帝国時代の大海賊。その亡霊と出会い、彼の旗艦『ハヤブサ』を貰った。 恐るべき船足を誇るその旗艦は、海を大いに荒らしたという。 ただし、10年後までに7つの海を制するのが条件。 それが果たせない場合、ロッサの体を貰うという船長の約束を交わす。
◆『ホワイトシャーク』アルブロ(ランクS) 南バルバロスの海賊。黒き血のレイオンに仕える、(自称)第一の海賊。お頭の命を奪った憎いヤツ。お頭のログを狙いだしたので、それを逆手にとっておびき出し、捕える。 …お頭、、、仇は討ったよ。
◆『四剣』イースレイ(ランクSSS) 70年ほど前の、その当時ではNo1だった大海賊。武器マニアで、深淵殺しの剣やブレイの巨獣潰し、ロッサのイグニスをはじめとして様々な武器を集めていた。それらの武器は幾つかの塒に隠したらしい。数十年前にノース諸島で船は難破し死亡したが、長年アンデットとして武器を守っていたが、打ち破られた(ログとイグニスはその時に入手)。 ・『四剣と一刀』『海賊の宝剣』『海賊の宝剣 第二幕』『英雄を奪う者』
◇『煉獄鳥』(ランクS〜SS?) 南バルバロスの大海賊。ティガ=タルナの秘宝を盗んだりとやりたい放題らしい。 ・『ティガ・タルナの秘宝〜荼毘琵琶』
◆『禿鷹』(ランクB〜A) 南バルバロスの海賊で煉獄鳥の部下。ゼジール諸島の大図書館を煉獄鳥と一緒に襲ったが、欲張りなこいつは根こそぎ価値あるものを手に入れるために留まっていた所をロッサたちに捕獲される。きっと、ゼジール官憲の手で処刑。 ・『空への道程』
◇『大股の』ロウテッド(ランクA) 北バルバロスの海賊で、ジェイクが昔いた海賊団。腕のいい船大工でもあり、義賊。お頭(赤き鷹)とは知己の間柄。ホワイトシャークを捕まえるのに力を貸してもらう。
◇『ハイエナ』(ランクA) 北バルバロスの海賊。デススティックが大好きで2つの性格を持つ。名前のとおり、弱ってる獲物を狩るのが好きな海賊。北バルバロスじゃかなり評判悪いグレーな奴だが、筋は通ってる。ホワイトシャークを捕まえるのにも手を貸してくれた。
◆『血腐れ』スカーレット(A) 50年くらいまえの大海賊。手下のダークプリーストに裏切られて死んだようで、海に沈んだ船でアンデット化していた。撃破してログを入手。ある意味、とても海賊らしい男ではあった。
◆『苦きもの』ギブスン(ランクS) メギアスあたりを中心に活動していた大海賊。『袋破り』マルティニに後を譲って引退したが、海賊団は分裂。自暴自棄になったマルティニに右腕を落とされ、また、妻と息子を殺されてしまう。ロッサたちの力を借りてその仇討を遂げた後、ロッサにログを譲る。 ・『オニオンズ・ブルース』
◆『めくらの』ボア(ランクB) メギアス・ドランカあたりを中心に活動していた海賊。光が苦手で暗闇を好むためにこの二つ名がついた。船が難破してアセットにたどり着き、メリルというかわいい女の子を人質にとったが、ロッサたちに捕らえられる。ログはその時に入手。 ・『少女を捜せ!』
◇『炎木の』ブラッシー(ランクB〜A) イド〜ファテリアあたりを根城にする海賊。北バルバロス系のロマン海賊で、性格は単細胞で直情径行。赤い髪と上半身裸の褐色ボディ。副官のギュテレンに裏切られ、海賊団は大きな被害がでたが、ロッサがうまいことお膳立てして恨みを晴らした。今度会ったら酒を飲む約束をする。 ・『新生イカリクラッシャー』
◆『火喰い鳥』イスカス(ランクB) 煉獄鳥の楽師。煉獄鳥が手に入れたティガ=タルナの秘宝を使えたため、傘下の海賊団を任され、海賊お頭として立てられたが、本人は酒と音楽と娯楽を楽しむ普通のシャーマンバード。ウォール諸島にある火の祭壇を(おそらく命じられて)狙ったが、ロッサたちに一網打尽にされる。アセット海軍に捕まった。 ・『ティガ・タルナの秘宝〜荼毘琵琶』
◆『袋破り』マルティニ(ランクC) 「苦きものギブスン」の海賊団を受け継いだが、統率力が全く足りず、海賊団を四分五裂させてしまったため、このような不名誉な二つ名で呼ばれるようになる。ルアーブルに潜伏していたが、ギブスンとロッサたちに捕まった。ギブスンが仇討ちし、死亡。 ・『オニオンズ・ブルース』
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