灯火、尽きるまで。

キャラクター名
B:セロ=オーギュスト(PL:夕餉)

キャラクタ画像

種族
人間
年齢
23
性別
所持金
1620
経験点
0/12500
レベル
4
社会点
12/77


冒険装備
(セッションで所持しているものを記載)
【装備・武具】
黒鉄(モール/23→18)
クラブ(18)
銀のスプリントアーマー(17)
ハードレザー(13)
セスタス(5) 60
ダガー(5) 70

【背負い袋】50
干し肉×6 15
乾果実×2 10
マント 40
たいまつ 5
火口箱 20
かぎ爪 50
ロープ 10
応急処置セット×1 50
その他アイテム
(セッションで基本的に使わないものを記載)
【身の回り】
獣の牙のペンダント
(先端が欠けている。一目で牙、とは判り辛い)

【その他】



A
4

B
3

器用度
7
ボーナス
1
C
6


敏捷度
9
 
1

D
7

知力
13
 
2
E
10

F
8

筋力
18
 
3
G
9


生命力
18
 
3
抵抗力
7

H
10

精神力
19
 
3
抵抗力
7
 
技能 レベル
ファイター 4
シャーマン 2

魔法
レベル
魔力
シャーマン 2 4



言語 会話 読文
エンファータ共通語
リューンス語(地方語)
     
     
     
 
取得元技能 能力/呪歌/魔法名
   
   
   
   
   


社会点アイテム/設定 (高品質武具・魔化武具・マジックアイテム・コモンルーン・追加魔法・その他設定など)
種類 社会点
(小計)
詳細
冒険者・一般技能    
特殊武具 65
「器用さもねえ技術もねえ。取り柄と言やあ力だけ。
なら、出来る事は一つきりだよな?
――任せときな。てめえにおあつらえ向きのを拵えてやる。」


【“黒鉄(くろがね)”
(高品質モール/社会点40/必筋23→18)】
「海淵聳える墓標塔」以降使用してきた
大剣を打ち直し、切れ味を捨てて重量を更に増大させたもの。
刃はより分厚く頑丈なものに代わり、
刀身の先端部分には鉄芯が埋め込まれ、
剣の定義からかけ離れた、大振りかつ無骨な鉄の塊と化した。
前身の名残は外観に辛うじて残るのみで、
その本質はメイスの特性を備えた長大な棍棒とでも言うべきもの。
遠心力の支援のもと筋力に物を言わせて刀身を加速させ、
周の内側まで塗り潰した広範な円軌道の攻撃を展開。
強化補修済みの1cm幅の刃先に集約した
大質量の衝撃を、問答無用で対象へと打ち込む。
技術ではなく力によって強引に敵を打ち倒す武具であり、
その特性ゆえ急所を狙うような繊細な用途にはそぐわない。
取り回しを犠牲に獲得したリーチと重量は、それに代わり、
刃圏に敵を巻き込み防ぎ難い創傷を生む乱撃に威力を発揮する。

【銀の鎧(スプリント/社会点25/必筋17)】
精霊との親和性を持った材質で作られた金属鎧。
それまでの装備よりも二回りほど防御力が上がり、
より激しい攻撃に耐えられるようになった。
 
マジックアイテム    
住居 0 共同住宅(低級)
社会点:0点、入居費:200rk、家賃:生活費+0rk
建設されてから数十年たっていたり、スラムの中など治安が悪い地域に存在するアパートなどです。部屋はせまく、トイレや台所も共同。風呂は近くの公衆浴場などです。
生活水準は低くなりますが隣人との付き合いが非常に活発です。
その他社会点項目    


容姿

特記:身体のメンテナンスのため、生活費に+2。薬師兼シャーマンの元に通っている。

ツヤのない鴉髪に、表情の薄いダークブラウンの瞳。
平均より少し高いくらい、の身長に、刀身の分厚い大剣が背負われる。
腰元にはクラブと、ダガー。セスタスは、利き腕の右腕に着けている。
顔立ち自体はまだ若いが、活力に溢れた同年代を炎とするなら、
蝋燭の灯りのような雰囲気。静かで、激しく周囲を照らす事もない。
背中を中心に、四肢と後ろ首の根元へ這うように火傷の後が付いており、
肩が出る服装だと、背中から伸びた火傷が付け根からの少しまでを覆っているのが見える。
身体そのものは鍛えられており、外見的には、体格も十分。
実際力は大きいが、一方で火傷の影響が身体の奥深くまで染みており、
全身の感覚が鈍化すると同時に、あまり思い通りには動かす事が出来なくなっている。
表面化する事は少ないものの、炎に焼かれた影響で、視力もやや低下している。
ぼうとして焦点の定まりきらない、遠くの何処かを見るような目をしているのは、そのため。
首にかけたペンダントは手製で、獣の子の欠けた牙が紐に通されぶら下がっている。
使用頻度の高さと維持環境の悪さで、手持ちの武器は傷と補修の後が多く、
特に鎧は所々に継ぎの当てられた跡が見えている。
金属の鎧へと主装備を切り替えた後も、大小の破損痕の存在は変わらない。
 

設定 (※セッションで採用するかはGM判断です)

「なるほど、どうあがいた所で、俺はお前らに食い殺されるんだろう。
―――だが、“一番乗り”がしたいのなら、それなりの覚悟はしてもらうぞ。」

パーソナルカラー/firebrick
イメージ/『ACHEGATE』、『シーズンサヨナラ』

プロフィール:

【デフォルト】
獣を友とし生きるリューンスの国出身の青年。
南の防衛圏『狼の森』の外縁辺境に位置する、とある拠点の生まれ。
ガルクランを初めとする深淵の種族と戦う事を目的としており、
宿の情報網と伝を使い、より多くの深淵を切り伏せる事を企図して、碇亭を訪れた。
6年前に起きた、ガルクランの手による襲撃事件に巻き込まれる形で、
家族と故郷を戦火に呑まれており、当時の心的外傷により『消えない灯火』の幻視を患っている。
肉体にもその際に物理的なダメージを負い、
背中には一面の火傷跡が、全身にはそれに伴っての動作不良の後遺症が残る。
襲撃の際に深淵の手によって暴走させられた、幾多の精霊達の姿を長時間目にした事で、
形無き存在を感じ取る精霊使いとしての能力に目覚めており、
現在はその六感の知覚でもって、損傷鈍麻した感覚の空白を補っているが、
それでもようやっと一般人に並べるか並べないか、という程度。
身体そのものの失調を含め、自身を支えるよすがのことごとくを失っている現状と、
『灯火』の幻視を見ている事から、己の命を極端に安く見ている節があり、
戦闘時は身体に負荷がかかる事を承知でヴァルキリーの力を借り、
鈍った感覚を無理矢理に研ぎ澄ませる事で、常人並の運動能力を一時的に引き出して武器を振るう。
しかし結局、本来動かないはずの肉体を、
横車を押すようにして力尽くで酷使している事には変わりがなく、
『攻撃のための挙動』は実現できても『回避の力』までを補う事は出来ないため、
戦い始めてからの数年で幾度も生死の境を彷徨っており、身につけている鎧の破損は、
その都度修復を加えられてはいるものの、既に限界に近い所まで及んできている。
長く使ってきた剣の消耗も激しく、手入れのないままでは遠からず失われる危険がある。
そうした持ち物の中にあって、唯一獣の牙のペンダントだけは、綺麗な原型を留めている。
彼の『友』になるはずだった獣の折れた犬歯が加工されたもので、
尖った先端の反対側には、欠けた際に出来たと思われる、ぎざぎざした断面が覗いている。
鎧を脱ぐ時も、このペンダントだけは肌身離さず身につけており、
現在持つただ一つの、自分を支える絆のように、本人は認識している。
実際それは間違いではないのだが、
『灯火』と共に、それが同時に自分を過去に縛り付けている事には、未だ気が付いていない。

【Bランク】
キャンペーン「海淵聳える墓標塔」にて、
心身の破滅を代償に深淵種族を打倒する剣「煉獄の蝋燭」を手にする。
元々の所有者ではなかったが、剣との契約によって一時的に能力を発揮。
戻る事の出来ない一線へと接近していったが、
同行したキラ・キアディらの言葉で、ラインを越える直前で踏みとどまった。
事件以来、これまで常用していた「ファナティシズム」が正常に機能しなくなり、
融通の利かない状態での戦闘を強いられる回数が増えつつある。
本人はその原因を理解していないが、
それまで“過去”にしかなかった彼のよすが、絆が、
件の一件を経て“現在”においても結ばれつつあるために、戦意に濁りが生じ、
その濁りがヴァルキリーの加護を受けづらくしている事が、不調を招く要因となっている。

【フレーバー】


瞼の裏に火が灯っている。

小さな火。

テーブルに置かれた燭台を、

暗がりの隅から眺めた時のような。

弱々しく儚い、しかし消える事のない火。

暗闇の中に浮かんで、微かにも揺らぐ姿も見せず、ただこちらを見つめている。

対して、こちらがそれを長く見返す事は叶わない。目が耐えられない。

絶える事のない仄かな炎を見つめる内に、瞳そのものが焼かれてしまうのだ。

なのに、目を放す事は許されない。

視界の外に追い出そうと、どうにかして目線を逸らそうと試みても、

その努力が実を結ぶ事は決してない。

燭台の火は、瞳の奥へ入り込んでいるのだ。

静かに、微かに。

掠れる事なく淡々と、火は燃え続ける。

瞼を炙り、瞳を辿り、

やがてその奥にある意識にすらも引火して、

ちり、ちりと少しずつ、精神を焼き苛んでゆく。

あの日。

テーブルの上にあったはずの灯火は、俺の意識の底へと潜り込んだ。

故郷が燃えたあの日。

すがる物の全てが灰になった、あの日。

知った顔のことごとくが、

物言わぬ冷たいモノとなって、通りに転がった。

父親代わりだった神父は八つに裂けて散らばり、

姉代わりだった商店主の娘は、化け物共の餌食にされていた。

仲間たちの屍は、教会を包んだ炎に食われて、嫌な臭いのするただの黒い塊と化していた。

俺はそれら全てに囲まれて、震えていた。

何も出来ずにただ、震えていた。

周りで何が起きているのか、

何も知らないまま、

どうする事も出来ずに、燭台の火を見つめていた。

扉を閉ざしていた閂が壊れて、

這い出した先は、地獄の釜の底。

狂った精霊たちが暴れ回り、

塀一枚を隔てた外では、

深淵の闇から溢れ出た、歪な影の異形が跋扈する。

星一つ見えない空を炎が焼き、

吹き回る風が、なおも抗う獣たちと、

それを貪る怪物たちの、尋常ならぬ戦いの咆哮を運んでくる。

認めたくなかった。

覆しようのない程の崩壊に塗り潰されたこの世界が、

自分がそれまで所属していたはずの、

あの平和な世界と同じものだったなどとは。

夢であればいいと願った。

しかし夢では有り得ない事も、身体で解っていた。

こんな臭いも、熱さも、耳を裂くような悲痛な悲鳴も、知らない。

こんなにも過酷な虚構など、存在しうるはずがない。

それでも、叫んだ。

夢の終わりを引き寄せたくて。

否定の言葉を繰り返した。

張り上げた一声で、壊れてくれればいいと思った。

こんなのは嘘だ。偽物だ。

そう思いたかった。そう信じたかった。

でも―――


『<餓鬼>が一匹、残っていたか』。


…声が呼び寄せたのは、あくまで非情な“現実”で。

続いた呟くような一言で、

燃える視界は、降り注いだ瓦礫が作る、漆黒の暗闇へと転じた。

残ったのはただ一つ、小さな燭台の上の、幻の光。

身動きも取れないまま封じられた俺の身体には、無数の熱が刻まれた。

遙か遠くに燃えるその幻灯だけを、意識を繋ぐ縁にして、

俺はその、永遠に続くかと思われた、長い刻印の時を過ごした。

この熱さは、あの炎の熱さなのだと思いながら。

図々しくも一人生き残ってしまった俺へと訴える、

死人たちの苦しみの熱さなのだと、繰り返しながら。

あの日以来、俺の目の奥に焼き付いた灯火は、

絶える事なく燃え続けている。

恐らく、それが消える事はもうないのだろう。

小さく儚い、しかし揺らぐ事すらないその灯りが、

俺を駆り立て続けている。

この苦痛を絶ってくれ、と。

身を焼く痛みを、その運び手を、一片なりと残さず、取り除いてくれと。

激情に身を任せて吠える日々は過ぎた。

己の弱さを呪う言葉も、すり切れて尽きた。

残っているのは、応えを返さんとする欲動だけだ。

静かな炎が声にならない呪詛を吐き出す。

剣の一振りでそれをあがなう。

化け物に食われて終わる命ならば、それでもいい。

一つでも多くの傷を負わせ、

一つでも多くの息の根を止める。

そのための身体でいい。

そのためだけの命でいい。

ただそれだけを、果たす事が出来るのならば。

後悔はしない。

どう終わろうとも、それでいい。


人間 (出自表:http://gurrad.kuron.jp/lengrart/page/race_human.html#g3_race_birth)
A:4 B:3 C:6 D:7 E:10 F:8 G:9 H:10 
器用度:7 敏捷度:9 知力:13 筋力:18 生命力:17 精神力:19

人間社会:出自表「1」から選択 【所持金:1600】
→「剣士(経験点:2500/3500 社会点:10/10)」を選択

利き手:片手利き(4)

セッション履歴
GMP:『雨天の山中散策』より、経験点500点分投入。

「亀ジィと装飾亀」
経験値521 報酬400 生活費購入あり(330) 社会点6
「腕の大きなおさるさん」
経験値514+I 報酬400 生活費購入あり(180) 社会点2
「兵どもが夢の跡」
経験値517+I 報酬400rk 生活費あり(270) 購入あり 社会点1
「滝の洞窟での海賊狩り」
経験値520 報酬400rk 生活費あり(180) 購入あり 社会点4
「地下の水中戦(未遂)」
経験値512 報酬:450 生活費あり(120+30) 購入判定:あり 社会点1
「岩場を走れ!」
経験値527+I 報酬450+100rk 生活費出目-1(60+110)購入あり 社会点6
「湿地の巨体」
経験値508 報酬400rk 生活あり(300) 購入あり 社会点2
「獣と雨と雨と雨と雨と雨の国
経験値519 報酬400rk 生活費あり(270) 購入あり 社会点2+9(ランクアップ分)
「とらんすふぉーむ!」
経験値520 報酬400rk 生活購入あり(90) 社会点5
「血染めの救援要請」
経験値510+I 報酬800rk 生活費あり(300)購入あり 社会点6


【娼婦はどこへ消えた:前篇】
経験値500 報酬400rk(前金) 生活費なし 購入無し 社会点5
ログ:
娼婦が次々に攫われる事件が発生。シーフギルドを経由して碇亭に依頼がもたらされる。
情報収集を経て意図が露見。
隠す素振りすら見せず繰り返されていた誘拐は、フランシスへのメッセージだった。
開示された過去から敵対者は深淵である事が判明。誘拐された少女たちの奪還計画が開始される。
途切れない雨脚に、消えない頭痛。瞼を閉じると見える灯火。
何をすべきかと訴える、記憶のリフレイン。狂気の殺到。
「言われなくとも解っている。」そのために、俺は生きているのだから。
>>>導入と敵選択で全PCへの繋がりを仕込んで作られた楽しいセッションだなあ、というのが学びたい点、ログに残したい点でした。設定拾ってもらえたりそのPCならではのロールのチャンスを振ってもらえたり、「そのキャラだから起きる/出来る事」があるセッションっていうのは楽しいもんだなあ、というのを再確認。

【娼婦はどこへ消えた:後篇】
経験値516 報酬1600rk(C600rk) 生活購入あり(120) 社会点5
ログ:
ギルドと花街に手を回し、夜のスラムに潜んで敵の手駒を罠に掛ける。
策が功を奏し、敵の頭数を減らしながら踏み込んだアジトで待ち受けていたのは、
しかし“その男”――ジャスパーではなかった。
嘲笑と共に手勢を差し向けたレイヴンはジャスパーの存在を仄めかすが、語ることなく息絶える。
手元に残ったのはめり込む鈍器の重い感触。
治まっていく頭痛に空を見上げると、曇り空に切れ間が覗いていた。
>>>時間の足りなさを感じた回でした。要点だけを粘って、それ以外は簡略化しようというのが教訓。巻き方なんかのGMの捌き方を参考にしよう。

【アローグ村の防衛】
経験値520 報酬1000rk(Cは600rk) 生活費あり(390) 購入あり 社会点4
ログ:“故郷の防衛”を依頼され、パンターム近郊の村・アローグへ。周辺探索の過程で深淵による攻勢の計画が明らかになるも、威圧と脅迫によって横車を押していた計画の隙を突き転覆に成功した。既に隣村が一つ占領されており、焼かれた故郷の記憶が蘇る。オーガ討伐数+1。
>>>脅威の10人セッション。伝える情報を押さえて、PTの行動にレスポンスを返していく事が要なのだなと学びました。安定していたなあ。

GMPにより経験点+89。

―ショートキャンペーン『海淵聳える墓標塔』―
『1〜三つの幽霊船』
経験値518 報酬なし 生活費なし 購入なし 社会点5
『2〜二つの深淵』
経験値515 報酬なし 生活費なし 購入なし 社会点2
『3〜一つの終戦』
経験値524+I 報酬3000 生活費3倍(510) 購入あり(購入ボーナス+1) 社会点2
ログ:


武器戦闘データ
  必要
筋力
攻撃
修正
打撃
クリ
追加
ダメ
回避
修正
防御
ダメ
減少
技能
ファイター技能 4 4 4
シーフ技能        
レンジャー技能    
               
冒険者レベル +4
能力値
器用度ボーナス 1
敏捷度ボーナス 1
筋力ボーナス 3
武器
2Hモール+5 23→18 +1 33 12  
セスタス 5 +1 5 12  
ダガー 5 ±0 5 10*  
           
       
       
皮鎧(ハードレザー) 13 ±0 13  
銀鎧(スプリント) 17 -1 22  
総計   攻撃 打撃 Ct値 追加 回避 防御 減少
基本装備(モール+銀鎧) 6 33 12 7 4 22 4
スイッチ時(withファナティ) 8 33 12 7 2 22 4
               


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