A
5
B
11

器用度
16
ボーナス
2
C
10

敏捷度
21
 
3
D
11

知力
21
 
3
E
7
F
10

筋力
17
 
2
G
8

生命力
18
 
3
抵抗力
4
H
9

精神力
17
 
2
抵抗力
3

魔法
ルーン
レベル
魔力
サイレントスピリット 1 4
     
     

装備・所持品
 

マジックアイテム
 
キャラクター名
ダイアン(PL:病院坂)
キャラクタ画像
種族
人間
年齢
16
性別
所持金
1400
経験点
500/3000
冒険者レベル
1
技能名 レベル
ファイター 1
シャーマン 1
   
   
   
マーチャント(絵画) 3

コモン・ルーン 消費
   
   
   
   
   

呪歌
 
 
 
 
 

特殊アイテム・設定
   
   
   
   
   
 特殊アイテム、及び設定等は、GMの判断によりセッションによっては使用できない場合があります。

言語
共通語(会話・読解) フソウ語(会話・読解) 精霊語(会話)

容姿
薄い能面のような顔。白い肌。細い眉。黒の短髪。

赤錆色の比翼詰襟、小豆色の襟付き外套、学生帽、軍靴。

甘党。

ていうかあれよ。某ライドウよ。いいじゃん。

背景
それはいつものように彼の埃にまみれたアトリエを訪ね、(『彼』とは僕の友達であり、言葉に出すのも青臭く恥ずかしいものだが、それを抑えて云うならば、『彼』はまさしく僕の親友であった。)これもやはりいつもと同じようにお互いの頭が安いアルコホルに侵された頃、何気なく出した話題がきっかけだった。

「若くして君はその腕一つで、稀代の画家としての名声と、それに伴うちょっとしたおまけとしての富を得た。それで君は、これからこの先どうしようと云うんだね。」
「トロウに行ってみようかと思う。」
「トロウへ?」

僕は彼の空いたグラスにウイスキイを注ぎながら、今聞いた言葉を繰り返した。

「しかし君、他の国では、君が今まで培った経験も名声も役に立たない。また一から始めると云うのかい。」
「フソウには厭きた。」

彼は自分のグラスにソオダ水を注ぎ、瓶に残ったそれを一息に飲み干しながら云った。

「厭きただって?まるでフソウのすべてを見たかのような云い方をするんだな、君は。」
「そう云われても僕のこの感情を表す言葉はそれ以外にはないよ。嗚呼麗しきわが国。何故汝はかくも退屈か。」

そう云うと彼は手に持ったハイボオルを高々と掲げながら立ち上がり、まるで戯曲の主役のようなポオズをとりながら僕に笑いかけた。

「なあ君、僕はトロウへ行く。君も成人したら来るといいさ。僕は絵を描き、君はそれに悪態をつく。僕にはこの感性を刺激する環境と、君の悪態が必要なんだ。」

僕が返事に困っていると、彼はハイボオルをちろりと一舐めし、またすぐに彼の愛用している無骨な椅子に逆向きに腰掛けなおした。

「まあいい。まあいいさ。君が成人するまでまだ一年ある。ゆっくり考えればいい。それまでに僕はトロウでこの名を売っていよう。」

彼は椅子の背もたれに顎を置きながら、不敵な笑みを浮かべて僕に云った。



これが、僕が彼を見た最後となる。


彼がトロウに行ってからは、毎月一度、決まって十五日に手紙が来た。

最初の四月は、新しい環境に興奮する彼の気持ちを正直に綴った、ある種初々しいと言っていい手紙ばかりだった。


「何もかもが新鮮だ。夕日の色さえ生まれて初めて見たかのような色だよ。君、知っているか。トロウの夕日は青いのだ。」
(もちろんトロウの夕日はフソウのそれと同じくオレンジ色だ。これが彼一流の冗句だったのか、はたまた彼の恐るべきすさまじき感性には実際にそう見えたのか、僕には未だ判別できない)


次の四月は、新しい環境に慣れた風を装ってるものの、まだどこかずれているような微笑ましい手紙だった。


「ダイアンという名の女性と知り合った。そう、君と同じ名だ。トロウではダイアンとは女性名らしい。君もこちらに来るときは女性と間違われないよう気をつけ給え。名と云えば君とはよく悲劇名詞と喜劇名詞の当てっこ遊戯をしたな。懐かしい。久しぶりにやらないか。『画家』とはトラ(トラジディ:悲劇)か、それともコメ(コメディ:喜劇)か?」
(僕はこの手紙には返事を出さなかった。だが今同じ質問をされたら即答できるだろう。画家はコメだ)


最後の四月は、愈々事を起こすべく立ち上がる彼の気力と情熱に溢れた手紙だった。

「木霊の森と云う不可思議に満ちた森がここにはあるのだが、先日其処に行ってみたいと云ったら、気違い扱いをされた。なんと云うことだろう、其れほどまでに不可思議に満ちた場所であるとは。是が非でも行かねばならぬ。話を聞くと其処に立ち入るのは冒険者か自殺志願者ぐらいのものだそうだ。僕は自殺志願者になるつもりはないので、冒険者になることにした。短絡的だと笑わないでくれ。此れでも考えた末の結論なのだ。なに、ぼくの武術の腕前は君も知るところだろう。心配は要らない。」

「銀の月灯り亭という宿に所属する冒険者になった。銀の月灯り亭だ。聞き給え!なんとも詩的で麗しい名前であることか!宿の仲間も変わった者ばかりだ。毎日がひどく充実している。そういえば君ももう成人だな。おめでとう。もし未だ一年前の僕の言葉を君が覚えていてトロウに来る気があるのなら、この宿に来るといい。醍暗、君の悪態が懐かしい。早く来給え。」
(この手紙を見たときは相変わらず勝手な奴だと思ったが(大体当初の目的で或る絵のほうはどうなったのだ)しかし僕は今思えば、この手紙を見た頃既に、トロウに行く意思を固めていたのかもしれない)



そして、其れきり手紙が途絶えた。



もう云う事は云ったとばかりに、その銀の月灯り某でどっしりと僕が来るのを待っているのか。(其れにしては一方的すぎる。僕の返事ぐらい聞いて欲しい)

それとも怪我や病気で手紙が出せない事情があるのか。(有りそうな話だと思った。思えば彼は昔から身体が弱かった)

はたまた死んだか。


そんなことを考えながら三月が過ぎたころ。

僕はトロウ行きの列車に乗り込んだ。
この目で確かめようと。

『君、本ばかり読んでいないで外を見給え。どこの誰が書いた物かわからない言葉よりも、自分で見た物のほうが何倍も役に立つ』

彼が何時だったか言った言葉だ。

「(『列車』はトラだな)」僕は揺られながら考えた。




6/1
ゆうやんさんから絵を頂きました。大志を抱いてるっぽい。りりしい。
ありがとうございましたー!






[12846] 作成者:病院坂  http://lune.serio.jp/sw4/data/1225022927.htmlの作成3回目

でも一応3回振るのだ
人間   ( 種族の特性: http://www4.famille.ne.jp/~hitogata/gurrad/world/kyara-000.htm#01 )
A:5 B:11 C:10 D:11 E:7 F:10 G:8 H:9 
器用度:16 敏捷度:21 知力:21 筋力:17 生命力:18 精神力:17

出自:
一般市民(一般技能3、経験点3000/3000)、所持金1400ルクス

利き手:片手利き(5)

(2008/10/26(Sun) 21:17)


[12845] 作成者:病院坂  http://lune.serio.jp/sw4/data/1225022927.htmlの作成2回目

なんかもう満足
人間   ( 種族の特性: http://www4.famille.ne.jp/~hitogata/gurrad/world/kyara-000.htm#01 )
A:9 B:5 C:10 D:8 E:7 F:3 G:9 H:10 
器用度:14 敏捷度:15 知力:18 筋力:10 生命力:12 精神力:19

出自:
一般市民(一般技能3、経験点3000/3000)、所持金1000ルクス

利き手:片手利き(5)

(2008/10/26(Sun) 21:17)


[12844] 作成者:病院坂  http://lune.serio.jp/sw4/data/1225022927.htmlの作成1回目

そぉい
人間   ( 種族の特性: http://www4.famille.ne.jp/~hitogata/gurrad/world/kyara-000.htm#01 )
A:3 B:6 C:10 D:5 E:6 F:10 G:8 H:5 
器用度:9 敏捷度:16 知力:15 筋力:16 生命力:18 精神力:13

出自:
傭兵(ファイター1、経験点2500/3500)、所持金1200ルクス

利き手:片手利き(6)


武器戦闘データ
  必要
筋力
攻撃力
修正
打撃力 クリティ
カル値
追加
ダメージ
回避力
修正
防御力 ダメージ
減少
技能
ファイター技能      
シーフ技能        
レンジャー技能    
冒険者レベル +1
能力値
器用度ボーナス 2
敏捷度ボーナス 3
筋力ボーナス 2
武器
           
           
           
           
       
       
         
         
総計   攻撃力 打撃力 クリティ
カル値
追加
ダメージ
回避力 防御力 ダメージ
減少
               
               
               
Presented by 病院坂

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