|
|
|
ジェクト語(読、会)、トロウ語(読、会)、古語(読、会) |
身長164cm 体重83kg |
6月20日生まれ 属性:カオス・バット アルカナ:【悪魔】 テーマ曲:ロタティオン イメージvoice:木村拓哉 若い頃は僕にも野心があった。 日々研究に明け暮れ、いつかは十二の理に認められたい。 そんな夢を持っていた。 でもダメだった。 どれだけ頑張っても生まれついての差は覆せなかったし、当時は 斬新に思えた研究も十年のうちにすっかり時代錯誤の愚かなもの だと言われるようになっていた。 僕のまじめさを買って教授は僕に地方の教師に推薦してくれた。 それを期に平凡な人生を送ることにした。 器量はそこそこだが優しい奥さんも貰ったし、生徒達にもまじめに 向き合ってきたせいかそれなりに尊敬されるようになっていた。 こういう幸せな日々も悪くないなと思っていた。 そんなある日、転機が訪れた。 僕のもとに一人の少女が現れ、一緒に中央に行かないか誘われた。 彼女はまぎれもない天才で、年こそまだ若いもののすでに教授を 超えるほどの魔導理論と技術を持っていた。 彼女は僕を部下として欲しい言っていた。 正直、驚いたよ。 彼女ほどの才能の持ち主が僕を欲しているなんて。 理由を尋ねたら、彼女は一冊の論文を僕を見せた。それは僕が 夢半ばであきらめ、学院の隅に他の生徒のものと一緒に綴られ 埃をかぶっているはずの若き日の夢の残骸だった。 時代遅れと嗤われ、見当違いと罵られ、諦めろと同情の目で 見られていた研究理論。 『使い魔の完全支配による実質上の不死』 彼女は言った。続きを読みたいと。一緒に研究しようと。 僕は迷った。 今の居場所は気に入っていたし、もうすぐ妻の出産日が近づいていた。 それに推薦してくれた教授にも申し訳ない。 そのことを伝えると、彼女は表情も変えず「そう」とだけ呟き去っていった。 それから数日後、僕はいてもたってもいられなくなっていた。 彼女ほどの天才が僕を誘うなんてことはもう二度とないだろう。 もしかしたら彼女と一緒なら本当に完成させることができるかもしれない。 僕の野心が再び燻り始めた。 もう一度、彼女と話をしたい。きっと妻もわかってくれる。 先生も僕の出生を喜んでくれるだろう。 しばらくは彼女を探す日々が続いた。 しかし一向に彼女の行方は知れなかった。 中央に、行ってしまったのだろうか。 やはり僕を誘ったのはただの気まぐれだったのかもしれない。 いつも通りの帰り道、やはりもう会えないのかと肩を落として歩いていた。 家の近くまで戻り、ふと視線を上げると奇妙な違和感を覚えた。 ――家に灯りがついていない。 出産が近いはずの妻は外出を控えている。空はすでに夕焼けに染まっている。 杖に灯りの公式を唱え、いつでも攻撃用の公式を発動できるよう準備をし、 家の扉を押し開いた。 血溜まりに倒れる妻と、その傍にあの無表情な彼女が立っていた。 「ごめんなさい。教授の方に思ったより時間がかかって。遅くなったわ」 冷たい、何も見ていないかのような瞳。 「でもこれで、あなたに中央に来てもらう準備ができたわね」 初めて見る彼女の微笑み。 僕の中で何かが壊れる音がした。 歪んでいた。いや、逆だ。 真っ直ぐなんだ。 躊躇もなく、迷いもなく、妥協もなく。 真っ直ぐに道を突き進み、障害があれば全て取り除く。 例えそれが外道と呼ばれる道でも最短距離を真っ直ぐに歩いている。 不思議と恨みは持たなかった。 もしかしたら僕は悪魔に魅せられていたのかもしれない。 あるいは、僕も悪魔になってしまったのかもしれない。 とにもかくにも、そこからは僕と彼女の短かったような、長かったような 研究と事件の日々が始った。 黄金に輝く悪夢のような日々も、いつまでもは続かなかった。 些細な失敗から、僕と彼女の研究も全ておじゃんになってしまった。 研究や実験の間、彼女のもとで随分と酷いことをしてきた気がする。 おかげで公式を封じられ、追放処分となってしまったけど後悔はなかった。 ただ、もうやることはないから、あとはいつ死のうか考えていた。 そんな時、南端にあるトロウという国から彼女の噂が流れてきた。 彼女もまた公式を封じられ、研究に関わる記憶の大半を奪われていたが それでも全く諦めず道を歩み続けていた。 だから僕も、再びその道を歩むことにした。 でも・・・・・・ もう終わったんだよ。 死んでしまった君にはもう、夢を追いかけることはできない。 死者は永遠を求めてはいけない。 見届けよう。 君の夢の終わりを。 僕と君の歩んだ、道の終着点を。 |
必要 筋力 |
攻撃力 修正 |
打撃力 | クリティ カル値 |
追加 ダメージ |
回避力 修正 |
防御力 | ダメージ 減少 |
|
技能 | ||||||||
ファイター技能 | = | 1 | = | = | 1 | 1 | = | = |
シーフ技能 | = | = | = | = | ||||
レンジャー技能 | = | = | = | = | = | = | ||
冒険者レベル | = | = | = | = | = | = | = | +2 |
能力値 | ||||||||
器用度ボーナス | = | 2 | = | = | = | = | = | = |
敏捷度ボーナス | = | = | = | = | = | 2 | = | = |
筋力ボーナス | = | = | = | = | 3 | = | = | = |
武器 | ||||||||
メイジスタッフ | 9 | 1 | 14 | 12 | = | = | = | |
= | = | = | ||||||
= | = | = | ||||||
= | = | = | ||||||
盾 | ||||||||
= | = | = | = | = | ||||
= | = | = | = | = | ||||
鎧 | ||||||||
クロース | 3 | = | = | = | = | 3 | ||
= | = | = | = | |||||
総計 | 攻撃力 | 打撃力 | クリティ カル値 |
追加 ダメージ |
回避力 | 防御力 | ダメージ 減少 |
|
メイジスタッフ+クロース | = | 4 | 14 | 11 | 4 | 3 | 9 | 2 |
= | ||||||||
= |
Presented by 悪の華 |