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パンゼドーニュ語(地方語)の読解と会話 共通語の読解と会話 ホーミュスー語の基本的な読解と日常会話 ゴブリン語の会話 ジャイアント語の会話 パイフールゥ語の限定的会話 古語会話 |
一言で言えば爪楊枝犬。 テーマ曲はベニー・グッドマンのSing,Sing,Sing 毛色は白。短く刈り込まれている。 困ったような八の字眉(ご主人様の前ではきりっとしている)とやや垂れている目が特徴的。 身長は95cmほどとかなり小さめでしかも凄まじく痩せさばらえており、すごく身軽。 本人はその小ささは「仕事」には便利だと表面上は割り切っているが、ギルドで『爪楊枝』とあだ名されたことをかなり気にしている。 「仕事」のときは毛色を赤い染料で染めて(20分ほどの水浴びで落ちる)黒のタキシード(胸ポケットに薔薇一輪)に黒いスラックスと白シャツ。シルクハットを被り、赤いカマーバンドと赤い蝶ネクタイに黒いマント(クラリネットとブラックジャックを忍ばせており、他にも色々収納可能)とモノクルと白い手袋と黒い革靴を身に付けたいでたちとなる。 普段は水色を基調とした服を好んで着ており、マントや白い手袋を含む仕事衣装は背負い袋の二重底の下に隠されている。 普通の冒険をするときは一介のコボルトシーフとして振る舞っている。 瞳の色は黒。 coralfredさんの下着街ツキアカポスターに出演。ありがとうございます! |
主に対し絶対の忠誠を誓い、主の願いの為に全てをかけるコボルトの青年。 物心ついたときには既に母はいなかった。体の弱かった母はその命と引き換えに彼を産み落としたと、父から聞かされている。 彼の父はあるゴブリンに奉仕をする傍ら、中々腕のいいマジシャンとして知られていた。といっても、世界中に名を轟かすような凄腕マジシャンだったというわけではなく、パンゼドーニュ島という小さな島の、そのまた小さな村に住む人々の大体がその名前と技術を知っているという程度であった。 しかし幼い彼はそんな父に憧れ、見よう見まねで父のマジックを練習していた。 彼の父もそんな息子が可愛くないわけがなく、基本的なマジックの手ほどきをしてやっていた。 そして彼が九歳の頃、彼の父はマジックの練習中の事故で亡き母の元へ行ってしまった。父の死にむせび泣く暇も与えられずに、今度は全財産が父の雇い主だったゴブリンによって没収されてしまった。 どうやら父の契約書にごくごく小さな字で「なお、雇い主に断りなく死亡などをした場合、どのような理由があろうともその全財産は雇い主へと譲渡すること」記載されていたらしい。 文字通り一文無しとなって路地に放り出された彼には生きるための方法が残されていなかった。 働き方が分からない。 それなのに乞食として生きるには彼の幼稚なプライドが許さない。 服はボロきれ同然となり、瞳はその光を失い、肋骨が見え始めたその時、一人のホーミュスーが彼を拾った。 あろうことかそのホーミュスーはかなりの資産家だった。 それから13年間、彼はそのホーミュスーの元で召使いとして住み込みで働き出した。 最初の4年間で召使いとしてのイロハや身に付けておくべき教養を徹底的に叩き込まれた。初めの内は反発こそしたが、徐々にその生活にも慣れ、彼は一流の召使いとして仕事をこなせるようになった。 そして成人して彼は自分のこれまでの人生を振り返り、主人と出会ってなかったら一体自分はどうなっていたのかと考え、また、ただのガキコボルトでしかなかった自分を拾い、ここまで育ててくれた主人に対しての大きな、非常に大きな感謝の気持ちを覚えた。そしてそれは主人に対する揺るぎない忠誠心へと姿を変えた。 そんな気持ちの変化を受け止め、彼はそれから七年間誠心誠意主人に尽くしながら、主人を愉しませるために手品の練習を再開した。既に基本は父より教わっていたので、少ない練習時間でその腕前を着実に上げていったが、一人前というにはまだほど遠い腕である。 また彼は芸術全般を愛する主のためクラリネットの練習もしていた。不断の努力とたぐい稀な才能により、こちらは腕前を目覚ましい速さで上げていき、ほぼ独力で一人前となった。 そして彼が二十三歳の頃、彼は主から呼び出され、こんなことを言われた。 「たとえ罪を犯そうとも、私は素晴らしいと思った美術品を手元に集めたいと思っている。そこでだ。君にはそんな私の翼となっていただきたいのだが、いくつもの罪を犯すことになるだろうし、場合によっては命の危険さえある。もちろん無理にとは言わない。よろしいだろうか?」 彼は即座に承諾した。 主は彼に再度意思を確認し、彼の意思が堅いことを知り、手始めにパンゼドーニュ島のシーフギルドへの所属を指令した。 シーフギルドでの修業は過酷だった。これまでほとんど使われることのなかった彼の筋肉たちは断末魔の悲鳴さえ挙げているようだった。 しかし彼は敬愛する主のために決して諦めることはなかった。 全ての修業を終え、一人前となった彼は主の様々な指令により東奔西走した。また、盗んだ先には必ず薔薇一輪をおいていくようにしていた。 これは主からの厳命であり、その心は「神出鬼没の怪盗というヒーローを作ることで大衆を味方につけ、いざというときに役立てるため」という実用的な理由である。また、「大衆は殺しを嫌悪する。決して人を殺すな」とも厳命している。 シーフギルドに対しては最低限の義務を果たしていたので狙われる心配もなかった。 本来コボルトは臆病な種族である。彼もその例に漏れることはなく、「仕事」を行う際は表面上余裕しゃくしゃくなポーカーフェイスを気取っているが、内心では毎日冷や汗だらだらの恐慌状態である。 誰が名付けたのか、「怪盗ローズ」という名前がパンゼドーニュ島を席巻している頃、主は彼に今までとは少し毛色の違う指令を出した。 「近頃君を少し働かせすぎてしまったようだ。原因である私が言うのも変な話だが、君は少し休みをとるべきだと私は思う。ということで、来週出航する大陸行きの船に乗り、5年の長期休暇を楽しんできなさい。チケットはもうとってある」 突然渡されたチケットに驚きを隠し得ない彼に対し主はこう言い添えた。 「ついでに私の好みに合うような「お土産」があったらできる限りこっちに送ってきてくれたまえ」 その「ついで」が「ついで」でないことに気がつくまでにそれほどの時間は必要としなかった。 そして「お土産」についての情報を求めるべく立ち寄った銀の月灯り亭での最初の晩、彼は一通り枕を濡らしたあとで自分がかなりのホームシックであるということに初めて気がついたのだった。 ◇補足・追記 ・恋人よりも仕事を優先してしまうので、恋愛が長続きしたことがない。 ・本当はウィップを持ちたかったが、ウィップでさえ重すぎて持ち上がらなかったため断念。 ・ちなみにその光景を眺めていた店主に大笑いされたが、くじけなかった。 ・代わりに購入したブラックジャックは体表面に外傷を与えずにダメージを与えることができるという特性があるので、結果オーライではある。 ・邪魔な警備員はララバイを聴かせてから侵入するか、聴覚のない相手、もしくは彼のウワサを聞いて耳栓で対策をたてていた場合は、後ろから忍び足で近づき、ブラックジャックで殴って失神させる。 ・はずだったが、今までララバイだけでなんとかなっていたため、トロウでブラックジャックを用いて戦ったときに初めてブラックジャックで相手を殺さないようにするのは困難だと思い知った。 例え傷がつかなくても殺してしまっては元も子もないので、新しい武器を目下模索中。 ・愛読書の「怪盗紳士パルン」は自分が怪盗としてどう振る舞うか学ぶために読み始めたが、すっかりハマつてしまっている。 ・コーヒーを嗜んでいる。 ・「仕事」の前に飲むことでカフェインによる覚醒効果・疲労軽減効果云々により、仕事の効率を上げるという目的も僅かながらある。 ・しかしトイレが近くなる。 ・主以外とはくだけた敬語で話す。 ・島から外へ出たのはこれが初めて。なので、「大陸ではこれが普通」と言われると簡単に信じてしまう。 ・見た目によらずたくさん食べる。本当にたくさん食べる。なのに筋肉や贅肉に還元されない。何故。 ・これは恐らく、一時期一切の食事をとることができなかったから「食えるときにたんまり食おう」精神が骨の髄までにしっかり刻み込まれてしまったからかと思われる。何故大きくも太くもならないかは不明。 ・アディム邸専属料理人がこの貧相な肉体を見て非常に不憫に思い、大量の料理で肥えさせようとしたが結果はこれである。無念。 ・トロウに来てから皆に「ノオメガ」と呼ばれ、パンゼドーニュの発音がトロウの人には難しいということに気づく。優越感+1 ・充分な「少年時代」を過ごすことができなかったため、精神的にやや不安定である。今はご主人様への忠義を拠り所とすることでなんとか平穏を保っているが、それがなくなってしまうと簡単に折れてしまう危険性がある。 ・タルウィにトロウシーフギルドへの挨拶料を一度払ってもらったが、返す当ては今のところない。 ・[主人と話すとき]、[普段]、[脳内]、[文章]、[怪盗ローズになりきってるとき]の5つの口調・文体を使い分けている難儀な子でもある。 ・モンスターとの戦闘が思っていたよりも多かったので、対モンスター用にアイスピックを購入したらしい。これで少しは戦える!か? ◇アディム・オトゥヨット=アワグット 齢230のホーミュスー。ノメオガを拾った資産家。 ミスリル鉱山の開発に目をつけ持ちうる資本を投じ、そしてその結果一代で財を築いた一人のホーミュスー。 その野心はとどまることを知らず、投資によって築いた財産を元手に次々と事業を拡大していき、遂には一つの財閥として名を馳せるようになった。 彼はそんな男の長男坊としてこの世に生を受けた。 周囲の期待と庇護をその一身に受けながら、彼はアワグット財閥の完璧な跡取りとなるべく厳格に育てられていた。 素直で物分かりのよい上に、上品で柔らかい物腰と常に10手先を瞬時に見抜く慧眼を持つ彼は誰の目からみてもごく優秀な跡取りであった。 事実として、当の本人も彼の父の事業の更なる拡大を夢見ていた。 しかし事態は彼が成人を目前に控えたとある日に急変する。 その日彼は教養を深めるためにとある美術館へと足を運んでいた。 初めて生の芸術をその網膜に焼き付けたその刹那、彼は気を失って丸二日昏睡状態に陥る程の衝撃を受けた。 不安に満ちた視線の中目を覚ました彼は最早今までの彼とは完全な別人であった。 歴史に名を残すことを夢見て日夜努力をし続ける理想的な跡取りの姿は消え、有り余る財力と自分の能力を強引に振り回し美術品を収集する金持ちの息子がそこに残ったのだ。 父はそんな彼を早々に見限り、金だけを与えて極力関わらないようにしたが、彼は一向に気にしなかった。 母は突如豹変した自慢の息子の姿に嘆き、軽い精神疾患を患うようになったが、彼は全く頓着しなかった。 腹違いの弟からはなぜか慕われていたが、特に感想はなかった。 周囲の者は彼を「愚か者」「堕落者」と囁いたが、彼は気にも留めなかった。 彼の興味はもはや芸術にしかなかった。 それから一世紀以上の時が流れ、彼は美術館からの帰り道で今にも消えてしまいそうな一つの命を発見した。素晴らしい芸術を目に焼き付けて上機嫌だった彼は、ほんの気まぐれでその幼き命を自分と十数人の使用人のみが住む邸宅へと持ち帰り、ベテランの使用人長にその教育を一任した。 結果的にその気まぐれで彼は最高の駒を得ることになろうとは、そのときには想像だにしていなかった。 ◇ウッサイェイ=アワグット 末期ブラコン140歳。 アディムの腹違いの弟。能力的には大体兄に一歩譲っているが、兄はいなかったことにされているので、彼がアワグット家の次期当主となる。 ブラコンであることは召し使い長以外には知られていない。 アディムが自由に行動できるのは彼の尽力があったからに他ならない。 決して叶わぬ熱い思いを120年以上おっかけ続けている一途な漢である。 ◇セバスチャン・デラ・グラン・ビヤン=ゴブリネン アディム邸の使用人長。かくしゃくとした老ゴブリン。男性召使い。 「搾取する側」だったが、他人から命令されることに快感を見出だしてしまった。 代々「搾取する側」である由緒正しき家系で産まれたこと、そして学園の同級生で遊び半分にパンを買ってくる命令を受けてしまったことが運の尽き。 「大好きな家族たちを悲しませたくない。でも命令されたい」 彼はひたすらに悶々とした生活を2年続けた末に 「そうだ!使用人になればいいんだ!!」 家族を完全に納得させることに半年かけはしたが、なんとか召し使いの養成機関の門を叩き、いろいろあって今に至る。 アディム邸の使用人の面々からかなり篤い信頼を受け、色々と相談を受けてやったりしている。 ノメオガがゴブリンに対してなんの躊躇いも持たずに接することができるようになったことは、彼に負うところが大きい。 だが残念なことに、年老いた今現在も性癖は変わらないままである。 |
必要 筋力 |
攻撃力 修正 |
打撃力 | クリティ カル値 |
追加 ダメージ |
回避力 修正 |
防御力 | ダメージ 減少 |
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技能 | ||||||||
ファイター技能 | = | = | = | = | = | |||
シーフ技能 | = | +5 | = | -1 | +5 | +5 | = | = |
レンジャー技能 | = | = | = | = | = | = | ||
冒険者レベル | = | = | = | = | = | = | = | +5 |
能力値 | ||||||||
器用度ボーナス | = | +2 | = | = | = | = | = | = |
敏捷度ボーナス | = | = | = | = | = | +2 | = | = |
筋力ボーナス | = | = | = | = | ±0 | = | = | = |
武器 | ||||||||
クラブ | 1 | +1 | ±0 | 12 | ±0 | = | = | = |
= | = | = | ||||||
ニードル(二本投擲) | 1 | -1 | ±0 | 12 | ±0 | = | = | = |
ビッグクラブ | 1 | +1 | +5 | 12 | ±0 | = | = | = |
盾 | ||||||||
= | = | = | = | = | ||||
= | = | = | = | = | ||||
鎧 | ||||||||
クロースアーマー | 1 | = | = | = | = | ±0 | 1 | ±0 |
= | = | = | = | |||||
総計 | 攻撃力 | 打撃力 | クリティ カル値 |
追加 ダメージ |
回避力 | 防御力 | ダメージ 減少 |
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パンゼドーニュ式隠密戦闘技術(クラブ) | = | +8 | 1 | 11 | +5 | +7 | 1 | +5 |
パンゼドーニュ式隠密戦闘技術(ビッグクラブ) | = | +8 | 6 | 11 | +5 | +7 | 1 | +5 |
パンゼドーニュ式隠密戦闘技術(ニードル2本投擲) | = | +6 | 1 | 11 | +5 | +7 | 1 | +5 |
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