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ジェルクエルフ

エルフ氏族の一つであり、スレンダーな体格にとがった長い耳など、エルフの特徴を有しています。エルフの中でもジェルクエルフは、黒人とほぼ同じの漆黒か褐色の肌を持ち、他のエルフより肉体的魅力が高いことが多いようです。
星霜の者の一員であり、人間とともに海に逃れ、島々にある森をその住まいとするようになりました。自然主義のエルフとしての考え方や文化は捨てていませんが、セファイトエルフと違い積極的に外に出て、深淵の者と対抗するのが特徴で、人間と深い協力関係にあります。

ジェルクエルフの特徴 †

ジェルクエルフの外見 †

エルフ氏族の一つであり、スレンダーな体格にとがった長い耳など、エルフの特徴を有しています。ジェルクエルフは黒人とほぼ同じの漆黒か褐色の肌を持ち、他のエルフより肉体的魅力が高いことが多いようです。実際、エルフの中でも最も力と生命力があり、身長も人間よりやや低い〜同じくらいです。さらに、魔法に対しても高い抵抗があります。
髪は黒色か銀色が多くストレートで、男性でも女性でも、長く伸ばして一本に束ねたり、何本かに編んだりしているのが普通です。また、エルフは、寿命はありますが、肉体が成熟した後はほとんど老化しません。

種族スペック †

種族設定 †

「螺旋」哲学 †

ジェルクエルフは、神話時代に〈竜〉と抗するために、今のような褐色の肌と強い魔法抵抗を備えたと言われています。ジェルクの集落は島の中にある大きな森で、その森ごとに一族としてまとまっています。一族の構成人数は森の大きさによって変わりますが、数百人に達することもあります。
彼らは古い昔に、安全な森を得るために島々に渡ってきました。そこの森を生活の基盤とし、海を渡るのです。〈深淵の森〉は海を超えては達しないため、その選択は妥当なものです。しかし、ジェルクの祖先は逃げたわけではなく、「安全で安定した森があるからこそ、外でも力を発揮できる」と考えていたと言われています。

ジェルクには、「螺旋」という哲学があります。つまり、変えてはいけない基本は保ちつつも、螺旋を描くように変化（改良）し、種族の力をより高めていくということです。その思想があるため、外に積極的に出るのです。

人間社会との関係 †

「螺旋」哲学と、島を基盤とし海を渡ることから、同じく島と海を基盤とする人間との相性は良く、エンファータで人間にとってなじみの深いエルフはジェルクエルフです。また、ジェルクは、若い間に見聞と経験を広げるため、そして〈深淵〉と抗するために人間社会に出るのも大事と考えています（他の島のジェルクと交流するという目的もあります）。

ジェルクエルフの集落 †

ジェルクの森は（そのレベルのシャーマンがいればですが）メイズウッズなどで守られており、外界からは隔絶しています。そして、外に出ているジェルクたちも、然るべき時がくればその殆どは故郷の森に帰ります。「螺旋」哲学に沿って、外の経験をもって中をより良くしていくために。もっとも、人間社会に留まるジェルクもそこそこおり、彼らと人間との果実である褐色肌のハーフエルフは人間社会でよく見られます。

レングラートでのジェルクエルフ †

この地方のジェルクは、ジェルク諸島という大きい島にある「迷いの森」を中心に、様々な諸島の大きい島に住んでいます。迷いの森の中はメイズウッズで守られ、複数の一族がおり、森の中心にはセフィロトがいるとも言われていますが、人間がそこまで入れてもらったことはあまりないため（また、秘密を保つよう約束されるため）、詳細は知られていません。

ジェルクの恋愛 †

長年の人間との交流から、ジェルクはセファイトよりずっと開放的です（森を閉ざしてるのは、防衛という理由が主にあるようです）。機会に関しては全員に対して平等で、指導層も年齢ではなく実力と経験で選ばれます。ジェルク社会で大人と認められる年齢も、セファイトよりずっと若い「50年」です。とはいえ、もちろん、年長者（自分より経験が豊富なもの）は敬います。
長寿故に出生率が低いという事情もありますが、恋愛に関しても開放的傾向があります。また、生まれた子は、「誰の子」という考えをもたず、子供は一族全体で大事に育てるものと考えています。

種族ルール †

ここでは、ジェルクエルフをPCとして使用する場合のルールを紹介します。
なお、種族ルールはNPCも含め、すべてのジェルクエルフに適用されますが、生活費および出自表に関しては、基本的に冒険者となるジェルクエルフ限定のものです。

種族特徴 †

出自表 †

キャラクター作成掲示板では、上記の中から1つが提示されるので、そこに『出自表「番号」から選択』と書かれていた場合、下記の対応する出自表「番号」から１つを選んでください（指定された表の中にあるものならどれを選んでも構いません）。また、これはPC用の生まれ表であり、ＮＰＣや種族一般の職業割合を示しているものではありません。

出自表「１」 †

出自表「２」 †

出自表「３」 †

種族専用魔法・武器 †

• （未設定）

関連 †

• 種族