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セージブロッサム

ソル＝パル神が生み出したといわれる、知恵のある樹「セフィロト」から特別に生まれる存在です。外見は男女ともに中性的な若いエルフと似た姿をしていますが、髪の毛が葉っぱになっており、頭頂部には心地よい香りを放つ花が咲いています。

種族の特徴 †

種族スペック †

セージブロッサムの外見など †

外見は中性な若いエルフに似た姿をしています。性別はありません（無性です）。髪の毛が葉っぱになっており、頭頂部には心地よい香りを放つ一輪の花が咲いています。個体差がありますが、花の大きさは大きすぎず小さすぎずの程よいサイズです。また、髪のひと房が蔓になっていて、腕や足に絡ませたりしています。

セージブロッサムは、セフィロトという植物から生まれた珍しい存在で、セフィロトの幼体です。髪を構成する植物部分で光から栄養を補給できますので、それができる限り人間的な食事はいりません（水の補給は必要です）。もちろん、普通に人間的な食事をすることもできます。

体の部分も植物性で、人間などとは内部構造が相当違うようです（おへそもありません）。ですが、活動性を保つためにある程度複雑な構造をしているようです。そのため、体は普通に怪我をしますし、高い所から落ちたり真っ二つになるなど大ダメージを受ければ、（人間などと同じく）死んでしまいます。四肢などが失われれば≪リフレッシュ≫などを使わないと復活しません。

種族設定 †

セージブロッサムの花 †

花には、男性は雄しべ、女性は雌しべがあり、セージブロッサムの性別を判断できる要素はここだけです。花は、花びらなどへの軽い傷は≪キュア・ウーンズ≫や≪ヒーリング≫で癒すことができますし、花全体が完全に取れても≪リフレッシュ≫などで癒せます（使わなくても、数年くらいで新しい花が咲きます）。
しかし、セージブロッサムの花は大人である印であり、とても重要な器官です。そのため、自らその花を傷つけるようなことはしません。

セージブロッサムの年齢 †

セージブロッサムは生まれ落ちた時から成長した姿を持ち、親であるセフィロトから世界の常識や知識を数年間教えてもらった後、森から出て様々な知識を得ようと活発に動きます。

セージブロッサムは、生まれ落ちた時点ですでにエルフの15歳と同じような外見です。社会活動ができる年齢は６歳（親のセフィロトから外に出ても良いという許可をもらった時）です。また、セージブロッサムは肉体の老化をしません。

セージブロッサムの思考 †

セージブロッサムの親であるセフィロトはその長い寿命や、種族特有の環境により、〈人〉（人間だけではなく、エルフなど全てを含みます）たちとは異なる思考回路をもっています。そして、その子たちであるセージブロッサムも、親（セフィロト）と同じく、非常に哲学的な思考をもっています。植物性であるがゆえの輪廻のような生死観をもち、これからセフィロトとして何千年にも渡って森とともに生きる未来にも思いをはせます。
また、知識を増やし、外を理解したいという強い欲求があります。その理由は定かではなくありませんが、一般的に信じられているところでは、ソル＝パル神が「知識の水」を撒いて育てた植物から生まれたのがセフィロトだからだ、と言われています。そのため、プリーストの場合、セージブロッサムは必ずソル＝パルを信仰します。

セージブロッサムと人間社会 †

セージブロッサムの数はきわめて少なく、ある意味でレングラート名物です。会えたらラッキーでしょう。
セファイト・ジェルクの両エルフはセフィロトを神聖視しており、その幼体であるセージブロッサムは森の大事な同胞です。人間世界に知識を求めに行くセージブロッサムを影に日向に守ってきました。そのため、セージブロッサムは、人間社会でも、“種族”として認識されています。
セージブロッサムは言ってみれば学者タイプですが、知識の幅も貪欲なため、積極的にコミュニケーションをとりたがるのが普通です。街中に普通に入ってくる植物性質の生き物なので、いい意味でも悪い意味でも目立ちます。知識を欲している分、人間にくっついたり、いろんな知識を披露して人を助けたりするので、人間にとっても助かる存在です。

セージブロッサムの一生 †

生まれてくるまで †

生まれてくる前のセージブロッサムは、母セフィロトの木の枝から垂れている蕾の中で、外部要因（埃や病気、害虫など）から守られて育ちます。すでにエルフのような姿をしており、外見的に15歳くらいになるまで成長します。この蕾は母セフィロトの腕が届く部分に生えており、その手と蔓によって守られています。生まれでる直前にこの蕾は花開き、セフィロトの腕に抱かれながら産み落とされます。

成人するまで †

その後、数年間は母セフィロトの腕の中や父セフィロトの木の周りで過ごしながら、両親から知恵と知識を教えてもらい、知恵と知識を受け継ぎます。
セフィロトの木は深い森の奥深くにあり、エルフやライグル達はまだ成人していないセージブロッサムを同胞として扱います。セフィロトの木とセージブロッサムを危険なモンスターから保護する事も多いようです。

成長後 †

こうして、6歳になると、セージブロッサムの頭についている蕾が開き、花が咲きます。これが成長のしるしで、この花が咲くと、母セフィロトから許可が下り、世界へと旅立ちます。
セージブロッサムは老化はしませんが行動限界年数（約１００年）があります。この限界の間に、世界への知識と知恵を増やしながら、繋がるべきつがいのセージブロッサムを見つけます。

セフィロトへ †

行動限界年数が近づくと男女で深い森に入り、受粉をします。二人は近い場所に留まり、その土地に根を生やします。こうしてセージブロッサムは、セフィロトへと成長します。

男女のセフィロトは傍に並んで立ちながら、長い年月を、森を見つめ、森とそれが育む生命を慈しみながら生き続けます。原始の森の奥深くに住むもっとも古いセフィロトたちは何千年も生きており、その間のグラード世界の移り変わりを、ずっとずっと見守り、その知識と知恵を蓄えています。そして、次の子へと、それを伝えていくのです。

種族ルール †

出自表 †

キャラクター作成掲示板では、上記の中から1つが提示されるので、そこに『出自表「番号」から選択』と書かれていた場合、下記の対応する出自表「番号」から１つを選んでください（指定された表の中にあるものならどれを選んでも構いません）。また、これはPC用の生まれ表であり、ＮＰＣや種族一般の職業割合を示しているものではありません。

出自表「１」 †

出自表「２」 †

種族専用魔法・武器 †

• (未確定)

関連 †

• 種族
• セフィロト