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ドラグ

別名を「ドラゴンの種族」といいます。ドラゴン〈竜〉ですが、最も竜の氏族らしいともいえるでしょう。外見はドラゴンの翼と尾をもつ、爬虫類要素を持つ人間型で、体のあちこちに牙のような棘がついています。
彼らは〈竜〉の強大な物理力を受け継いだといわれ、ソーサラーシャーマンプリースト魔法は使いませんが、その力は強大です。また、竜語魔法を使用でき(3レベルまでの竜語魔法は、サモン・レプタイルを除きすでに常動となっています)、ブレスを使うこともできます。
ドラグは、力を磨くのに熱心です。それは、ガラクヴァの世界を完成させるという目的もありますが、それ以上に、力を磨けば、ドラゴンになって生まれ変われるからでもあります。

ドラグの特徴 Edit

ドラグの外見 Edit

ドラグ.jpg

ドラグと雌ドラグで外見が違うのが知られています。
ドラグは、画像のように、ドラゴンの翼と尾をもつ、爬虫類要素を持つ人間型で、リザードマンに似ています。体のあちこちに牙のような棘がついています。

ドラグ深淵の森の中から出てくることはなく、目撃例はほとんどありませんが、『捨てられた街』ラッタウで雌ドラグに遭遇した冒険者たちの報告によると、その顔立ちや肉体は人間の女性と似ているそうです。もちろん、手足は竜の鱗で覆われ、頭部には角、ドラゴンの翼と尻尾を備えていますが。(あれとはちょっと違いますが、ダイの大冒険の竜魔人ビジュアルに近いです)

ドラグの性格 Edit

ドラグは、ガルクランの中で最も「武人」といえます。もちろん例外はいますし、どんな手でも勝てば勝利と考えるものもいます。ですが、ドラグには正々堂々と闘うのを誇りとする者が多くいるそうです。特に、決闘の相手と交わした約束は守ると言われています。そのためか、オーガロードなど、同じく正々堂々と戦うことを誇りと考える深淵の力を従えることができるのです。

ドラグの文化 Edit

ドラグの文化は武骨な彼らの性格を反映して、儀式的なものが多くなります。中でも特筆すべきは、自分の戦果を誇る「パゴダ(墓標塔) 」と呼ばれるものでしょう。また、そのような戦闘的な儀式以外にも、日常生活の折々に、儀式的要素が入り込んでいます。(パゴダの詳細についてはパゴダのページをご覧ください)
また、星霜からは、人を喰うなどと誤解されることもありますが、「打ち倒した強者の力を受け取る」儀式でもないかぎり、人肉を食べたりはしないそうです。もちろん動物の肉は好物ですが。

ドラグのクラン Edit


クランについて、詳しくは「ドラグのクラン」を参照ください。

クランとは、氏族のことです。血のつながり、一族のまとまりのことで、ドラグ以外でも使われる概念・言葉です。
ドラグにおけるクランは、例えていうなら『源氏』『平氏』『藤原氏』のようなもので、血の系譜のつながりであり、軍事的・社会的に、そして深淵の森や配下種族の支配などに関して力のある集合体です。クランの上位にある者は、ドラグ貴族といっていいでしょう。また、クランの中には、代々続き、優秀なものを輩出してきた伝統的な家門などもあり、それらは所領のように自分の深淵の森・自分の配下種族を持っていたりします。
また、ドラグ・ウォーロードなどの高い地位も、有力なクランのクラン・ロード(氏族長)などが選ばれるのが一般的です。

ドラグの階級と社会 Edit


チャイルド(ML1)>スクワイア(ML2~5)
>ウォリアー(ML6)>バトルマスター(ML7)/レプタイルマスター(ML7)>ウォーマスター(ML9)
>ウォーロード(ML10以上)>グランドロード/ドラゴンロード(ML10以上)

ドラグは「スクワイア」「ウォリアー」「バトルマスター/レプタイルマスター」「ウォーマスター」「ウォーロード」「グランドロード/ドラゴンロード」という階級があると言われています。PCたちが遭遇する一般的なドラグはウォリアー階級です。また、スクワイアは深淵の森の外に出ることを禁じられているため、PCたちが遭遇することは殆ど無いでしょう。

ウォリアーへの道 Edit

深淵世界におけるドラグは、軍における中枢であり、オーガゴブリンなど配下種族を従えています。そのため、その社会は、軍事を意識したものであり、ドラグは集団的な社会を構築します。また、雄と雌で、育て方が代わります。

生まれた雄ドラグは、しばらくは母親たる雌ドラグの元で育てられます。とはいえ、ドラグは成長が早いので、その幼年期(チャイルド)は短いものです。
スクワイアとなった雄ドラグたちは、ナーセルという集落/部族が持つ施設に集められ、そこで集団生活を送ります。ここで、メンター(師)によって教育されるのです。メンターは、たいていは、クランが選んだ、バトルマスターくらいの実力があるドラグで、このメンターであるドラグと弟子たちの師弟関係は、長じても続きます。

若年ドラグたちの教育は厳しいもので、誰もが森の外に出られる「ウォリアー」になれるわけではありません。深淵社会のドラグ軍に入れるのは、ウォリアーの名誉を授けられたドラグだけなのです。

実力の証明 Edit

ドラグはウォリアーの名誉を授けられて初めて一人前といえます。では、ウォリアーになれなかったドラグは?――ドラグ社会は、そういうドラグに対しても道を用意しています。これが、「実力の証明」と呼ばれるものです。
実力の証明は険しい道ですが、深淵社会の中で力を積んだ雄ドラグは、その実力を証明することで「ウォリアー」となることもできます。

実力の証明は色々とあります。深淵世界の冒険者として力を磨き、活躍したり、または、森の外で手柄を立てるなどです。
ウォリアーではないドラグは森の外に行くことは禁じられていますが、それを監視する手立てはありません。そして、上位のドラグから「許可」があれば、そういうドラグでも外に行くことは可能なのです。 森の外で星霜相手に実力を証明すれば、それは何よりの「ウォリアー」の資格となる。

なので、星霜が遭遇するドラグは、「ウォリアー」とか名乗っていても、実はそうではない可能性もあります。それ以上のドラグは、間違いなくその資格はありますが。

軍以外の雄ドラグ Edit

必ずしもすべての雄ドラグが、深淵社会の軍に入れるわけではありません。
軍にはいらない雄ドラグは、深淵世界の冒険者となったり、または、力が必要な職人系(特に鍛冶職人など)にシフトしたりするドラグもいます。

ドラグ Edit

ドラグ社会は雄社会であり、雌ドラグの役割はナーセルを守り、力強い子を生むことと見なされています。そのため、戦闘訓練などは行われますが、軍に入ることは基本ありません。
とはいえ、現在ラッタウにいるドラグ・グランドロード『ガンディリオ』が雌ドラグであるとおり、並み居る雄を圧倒し、戦士の敬意を獲得するほど力がある雌は、ドラグ社会の中でも高い地位を持つことがあります。

また、雌ドラグの中には、精霊術を使う事ができる個体が生まれることがあり、そういった雌ドラグ治療士として活躍することもあります。

ドラグの戦闘データ Edit

ドラグ・ウォリアー Edit


●名称=ドラグ・ウォリアー ●ML=6
知名度=12(12) ●敏捷/移動=15/15(飛行20)
●出現数=単独 ●出現頻度=まれ
●知能=人並み※ ●反応=敵対的
●攻撃点=牙:13※/爪:14 ●打撃点=15/14
●回避点=13 ●防御点=10
●生命点/抵抗=20/15
●精神点/抵抗=14/14
●特殊能力
・<完全消化><毒無効><炎無効><飛行能力><爬虫類・ドラゴン族との意思疎通>
・<ドラグの牙> 牙攻撃の代わりに、通常行動の前に①咆哮、②炎ブレス、③テールスイングのどれかを選んで行うことができる。
 ①咆哮   MP2点 PC全員に精神抵抗13、失敗したPCに次ラウンドの終わりまで「デストラクション」と同様の効果を与える。
 ②炎ブレス MP4点 前衛か後衛のPC全員に精神抵抗13、R20+6の炎魔法ダメージ、抵抗減少。
 ③テールスイング  前衛PC3人に攻撃点12/打撃点14の攻撃を行う。
・<竜の鱗> ラウンド終わり、MP2点を消費してHPを4点回復する。
●生息地=山岳、深淵の森 言語=共通語、ガルクラン語、リザードマン語、ジャイアント語、ゴブリン語など ●知覚=五感(暗視)
●分類=ガルクランドラゴン

ドラグ・バトルマスター Edit


●名称=ドラグ・バトルマスター ML=7
知名度=12 ●敏捷/移動=15/15(飛行20)
●出現数=単独 ●出現頻度=ごくまれ
●知能=人並み ●反応=敵対的
●攻撃点=牙:14※/爪:15/爪:15 ●打撃点=16/15/15
●回避点=14 ●防御点=12
●生命点/抵抗=24/17
●精神点/抵抗=16/15
●特殊能力
・<完全消化><毒無効><炎無効><飛行能力><爬虫類・ドラゴン族との意思疎通>
・<ドラグの牙> 牙攻撃の代わりに、通常行動の前に①咆哮、②炎ブレス、③テールスイングのどれかを選んで行うことができる。
 ①咆哮   MP2点 PC全員に精神抵抗14、失敗したPCに次ラウンドの終わりまで「デストラクション」と同様の効果を与える。
 ②炎ブレス MP3点 前衛か後衛のPC全員に精神抵抗14、R20+7の炎魔法ダメージ、抵抗減少。
 ③テールスイング  前衛PC3人に攻撃点13/打撃点15の攻撃を行う。
・<竜の鱗> 前衛PCの武器攻撃によってダメージを受けた時、MP2点を消費して減少不能の3点ダメージを与える。また、ラウンド終わり、MP2点を消費してHPを4点回復する。
●生息地=山岳、深淵の森 言語=共通語、ガルクラン語、リザードマン語、ジャイアント語、ゴブリン語など ●知覚=五感(暗視)
●分類=ガルクランドラゴン

ドラグ・レプタイルマスター Edit


●名称=ドラグ・レプタイルマスター ●ML=7
知名度=12 ●敏捷/移動=15/15(飛行20)
●出現数=単独 ●出現頻度=ごくまれ
●知能=人並み ●反応=敵対的
●攻撃点=牙:14※/爪:15 ●打撃点=16/15
●回避点=14 防御点=12
●生命点/抵抗=22/16
●精神点/抵抗=18/16
●特殊能力
・<完全消化><毒無効><炎無効><飛行能力><爬虫類・ドラゴン族との意思疎通>
・<ドラグの牙> 牙攻撃の代わりに、通常行動の前に①咆哮、②炎ブレス、③ワイバーンの一時召喚のどれかを選んで行うことができる。
 ①咆哮   MP2点 PC全員に精神抵抗15、失敗したPCに次ラウンドの終わりまで「デストラクション」と同様の効果を与える。
 ②炎ブレス MP3点 前衛か後衛のPC全員に精神抵抗15、R20+8の炎魔法ダメージ、抵抗減少。
 ③ワイバーンの支援  MP5点 前衛PCに、攻撃点14/打撃点17、攻撃点15/打撃点16、攻撃点15/打撃点16の攻撃を行う。
・<竜の鱗> ラウンド終わり、MP2点を消費してHPを4点回復する。または、MPを2点を回復するのどちからを選択する。
●生息地=山岳、深淵の森 言語=共通語、ガルクラン語、リザードマン語、ジャイアント語、ゴブリン語など ●知覚=五感(暗視)
●分類=ガルクランドラゴン

ドラグ・レプタイルマスターは、ワイバーンなどの使役に特に長けた存在です。戦闘においてはワイバーンを呼び出して攻撃に参加させることができます。ただし、レプタイルマスターに加えて、ワイバーン単体も戦闘に参加させるのは、戦闘バランスなどの点でも扱いが難しいため、<ワイバーンの支援>で、1戦闘ラウンドの攻撃に参加させる形となっています。

ただ、PTがSS/Sランクなどで十分なメンバーがいる場合は「ラウンド終わり、空中のワイバーン(攻撃15打撃16×2 or 攻撃14打撃16+毒14,R20+7)がいずれかのPCを攻撃する」などの特殊能力をつけてバランスをとるのも良い方法です。

ドラグ・ウォーマスター Edit


●名称=ドラグ・ウォーマスター ●ML=9
知名度=12 ●敏捷/移動=15/15(飛行20)
●出現数=単独 ●出現頻度=ごくまれ
●知能=高い ●反応=敵対的
●攻撃点=牙:16※/爪:17/爪:17/尾:15※ ●打撃点=19/18/18/18
●回避点=16(15※) ●防御点=14
●生命点/抵抗=28/19
●精神点/抵抗=18/18+2
●特殊能力
・<完全消化><毒無効><炎無効><飛行能力><爬虫類・ドラゴン族との意思疎通><アミュレット所持(精神抵抗+2)>
・<ドラグの牙> 牙攻撃の代わりに、通常行動の前に①咆哮、②炎ブレス、③炎弾のどれかを選んで行うことができる。
 ①咆哮   MP1点 PC全員に精神抵抗16、失敗したPCに次ラウンドの終わりまで「デストラクション」と同様の効果を与える。
 ②炎ブレス MP2点 前衛か後衛のPC全員に精神抵抗16、R20+9の炎魔法ダメージ、抵抗減少。
 ③炎弾   MP2点 PC2人を選んで精神抵抗16、R30+9の炎魔法ダメージ、抵抗減少。
・<テールスイング> ラウンド開始時に宣言して、回避を-1することでこのモンスターの尾攻撃は前衛PC3人を対象とすることができる。
・<竜の鱗> 前衛PCの武器攻撃によってダメージを受けた時、MP1点を消費して減少不能の3点ダメージを与える。また、ラウンド終わり、MP2点を消費してHPを4点回復する。
●生息地=山岳、深淵の森 言語=共通語、ガルクラン語、リザードマン語、ジャイアント語、ゴブリン語など ●知覚=五感(暗視)
●分類=ガルクランドラゴン

ドラグデータの拡張 Edit

上記のドラグデータは一般的なドラグの一例です。上記をベースに、オリジナルのドラグデータを作って頂いて構いません。以下にそのガイドラインを記載します。

グラップアビリティの追加 Edit

魔法技能の追加 Edit

関連 Edit

過去のドラグデータ Edit

添付ファイル: fileドラグ.jpg 461件 [詳細]

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