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ドワーフ

ドワーフは身長1.2〜1.5mほどの、非常にガッチリとした筋肉質な体つきの種族です。主にアグ＝ヴァかアグラ＝イヴァナを信仰する彼らはとても秩序正しい種族で、自分の肉体は当然として様々なものを「鍛える」のをこよなく好みます。非常に頑健であり、金属加工を中心に高い技術力を持っています。

星霜の者の一員で、神話では〈竜〉と深淵の森に大陸の山々の住まいを奪われ、海に逃げたと言われています。そのため、諸島の中でも特に火山のある島や、まだ深淵の森に侵されていない大陸各地の山々に住んでおり、失われた故郷を取り戻すため人間と深い協力関係にあります。

種族の特徴 †

ドワーフの外見 †

ドワーフは身長1.2〜1.5mほどの、非常にガッチリとした筋肉質な体つきの種族です。分厚い筋肉と太く頑丈な骨をもっており、肌は漆黒または褐色で、髪は大抵の場合黒で縮れています。鼻も横に広がった広い形で、体格を除けばPLの世界にいるネグロイド系と似た容姿です。俗に「岩から切り出された」と言われる彼らは、土の精霊力が強いためか、海の上など不安定な処は好かず、鉱山など大量の岩と土に囲まれたところで生活しています。
また、男性は必ずヒゲをはやしています（髭を生やすのが大人である証で、ヒゲが無い＝未熟なのです）。ヒゲの刈り込み方は年齢や部族ごとなどで様々な流儀があるようです。女性はもちろんヒゲは生えず、体格も男性に比べれば多少細身です。

種族スペック †

種族設定 †

ドワーフの生活・文化 †

ドワーフは、金属・宝石の鉱物資源が豊富な鉱山の中に、地中都市を作って生活しています。それら鉱山ごとに一族として独立してまとまっています。主にアグ＝ヴァかアグラ＝イヴァナを信仰する彼らはとても秩序正しい種族で、自分の肉体は当然として様々なものを「鍛える」のをこよなく好みます。そのため、金属鍛冶、細工、ガラス製造など様々な職人を輩出しています。その社会は秩序正しいながらも完全な実力主義で、それぞれの一族の指導層などもすべて実力と実績によって選ばれます。

ドワーフの男女 †

男性は主に生産と軍事を担当し、女性は商売と家の維持を主に担当しています。統治に関しては男女差はありません。商売といっても家の維持という役割がある女性はあまり鉱山都市から出ず、そのため、外に出るのは主に男性であることから、「ドワーフは男も女もヒゲが生えている」なんて担ぎネタ（悪意のないからかい）が生まれました。
また、「ドワーフは女房の尻に敷かれてる」と言われていますが、これはある程度真実です。というのも、ドワーフ社会は女系で、家では母親の意見は絶対です。また、結婚に関しても女性が相手の男性を選ぶ傾向があります。アグラ＝イヴァナ信仰も盛んなのですが、夫婦が一緒に世帯を持つことはあまりなく、通い婚が多いようです。

ドワーフと人間社会の関係 †

地下に住んでいるため、外的危険からは相当に守られている彼らですが、地下に住む敵もおり、〈深淵の森〉の脅威は地下にいても防げません。それに、ドワーフの工芸品の売り先として、人間との交易・協力関係は重要です。そのため、職人として人間社会に出て暮らす者もおり、また、特にドワーフ男性は、武者修行などで、人間社会に出てくることがよくあります。女性が男性のように振舞うことは珍しいですが、ゼロではありません（ドワーフたちから変わったヤツとは思われるでしょうが）。

レングラートでのドワーフ種 †

この地方のドワーフ種は、山岳都市グラゼルを中心に、資源が豊富な火山を取り巻く山脈の地下に都市を作っています。また、ルアーブル市の大迷宮にある『穴倉街』にも、それらに比べればはるかに小規模ですが、ドワーフ達が住んでおり、人間社会と混じりあっています。

種族ルール †

ここでは、ドワーフをPCとして使用する場合のルールを紹介します。
なお、種族ルールはNPCも含め、すべてのドワーフに適用されますが、生活費および出自表に関しては、基本的に冒険者となるドワーフ限定のものです。

種族共通ルール †

出自表 †

キャラクター作成掲示板では、上記の中から1つが提示されるので、そこに『出自表「番号」から選択』と書かれていた場合、下記の対応する出自表「番号」から１つを選んでください（指定された表の中にあるものならどれを選んでも構いません）。また、これはPC用の生まれ表であり、ＮＰＣや種族一般の職業割合を示しているものではありません。

出自表「１」 †

出自表「２」 †

出自表「３」：特殊テーブル †

種族専用魔法・武器 †

Q&A †

関連 †

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