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蘇生について

このページではPCが死亡してしまった場合の処置について記述します。

死亡してしまった場合 †

TRPGである以上、時折出目の関係で、事故的にPCが死亡してしまうことはあります。GMの出目が高すぎた。PCの出目が低すぎた。それが連続で続いて。といった事態はままあります。GMが非常に高い難度の敵を出したり、PCがやや無謀な行動を取って死ぬこともありますが、大概死んでしまう事態は前者が多いです。

そう言った時は慌てず、PCの蘇生出来るようにしておきましょう。中には『PCが死んだら、それが運命だった』などの考え方の方もいるかもしれません。ですが、レングラートはフリーセッションサイトであり、PCの死亡はプレイヤーにとって非常にショックが強いものです。また、PCの死亡は引退として扱われるため、枠が減る事にもなります。なのでプレイヤーが望まない限りは蘇生できるようにしておきましょう(勿論無償で復活させる必要はありません)。

以下は、GMの際、PCを蘇生させるにはどうすればよいかを記述しておきます。

蘇生手段 †

蘇生はルールブック上は、少なくとも9Lvプリースト魔法《リザレクション》によるものとなっており、エンファータで蘇生させる場合、9Lvプリーストに頼んで蘇生させるのが最も適当でしょう。
《コール・ゴッド》や《リコール・スピリット》という手段もありますが、それはフリーセッションサイトである以上基本的に不適当と考えています。

蘇生できる場所 †

9Lv神官がPC達に帯同することはありえないと考えてよいでしょう。9Lv神官たちは既に神殿の大司祭であり、自らが治める神殿から離れることもままならないのです。
その為、蘇生できる場所は自ずと大都市に限られてきます。
以下は公式で確認されている9Lvプリーストが存在する場所です。

蘇生場所まで距離がある場合 †

冒険の舞台は大陸の奥地であることもままあります。放っておくと死体は損傷していくため、ルールブックにある通り1日経過するごとに目標値が1上昇します。
その為、蘇生なんて無理だ！という風に思える状況が発生する可能性もあります。
そういった際は以下の様に運用すると良いでしょう。

• プリザベーション(6Lv神聖魔法)やアイスコフィン(8Lv精霊魔法)、あるいはそれに類似する方法を使用し肉体を保護した状態で神殿へ運ぶ。
  • 肉体が保護されれば目標値が上がる事はありません。その分術行使の値段が嵩むでしょうが。
• 大陸の場合：ユニコーンに蘇生術を行使してもらう。
  • 公式ルールブックにはありませんが、ユニコーンが蘇生の力を使えることはソードワールドではありうる様です。セファイトなどのもの達であればその居場所を教えてくれることがあるかもしれません(彼らは円環の概念がある為それに頼る事もまたないでしょう)
    参考：大陸内部での蘇生手段
• 海の場合：クオ＝ルートの神殿船を登場させる。
  • クオ＝ルートの神殿船は、うち1隻しか居ませんが9Lvの最高司祭が存在します。大神殿から離れた諸島で死亡してしまった場合、活用するといいでしょう。

蘇生の判定について †

無事神殿に辿り着き蘇生を行う場合、公式としてもそれが成功することが非常に望ましいです。失敗して理不尽にキャラクターがロストすることは好ましくありませんからね。
GMはダイスを振らせても構いませんが、目標値が蘇生儀式の魔力+7で達成する場合には、判定を免除しても自動成功扱いにしてよいでしょう。
なお、《リザレクション》の行使には通常(拡大なし、儀式要員なし)の場合8100rkかかります。詳しくはルールブックのNPCに術を代行してもらう場合を参照ください。

蘇生に失敗した場合 †

ダイスを振らせ、万一失敗した場合、以下の手段を取る事を進めます。

• プリザベーションをかけ、他の大神殿へと連れて行き、再び蘇生させる。
  同じ術者の場合魔力が上昇しない限り蘇生は不可能ですが、他の術者ならば問題ありません。

PLが蘇生を望まない場合 †

プレイヤーが自らのPCの蘇生を望まない事もあると思います。その場合であっても、そのまま死亡させることを認めない方が基本的によいでしょう。そのPCと共に冒険をしたPC、同じ卓に参加したプレイヤーの意志もあるのです。
その場合、公平を期すため、蘇生の為につじつま合わせをすることを避け、ダイスやプレイキャラクターたちの行動に委ねさせることが望ましいでしょう。
また、PC自身は蘇生を拒否することはできません。例えPCが蘇生を望まなかったとしても判定に成功したならば蘇生させるべきです。

PCがアンデッドとして死亡した場合 †

PCがヴァンパイア(アタナトイ)やワイト、アンデッドナイトなどに殺されて死亡した場合、魂が汚され通常の蘇生は不可能となります。
本来ソードワールドのルールならば、10Lvプリースト魔法《セーブ・ソウル》を使用する必要がありますが、エンファータでは10Lvプリーストの存在が確認されていない為それは不可能です。
その代りとして、公式として以下のルールを認めます。

関連カテゴリ †

• Category/セッション?