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クオ=ルート
九大神の一人であるクオ=ルートは、大きな翼を持ち、トーガを身に纏う若者の姿をしています。
エンファータの神話では海の水と風から生まれたといわれ、深淵の森が海を超えられないのは、神話にある通り、海にはクオ=ルートの加護があるからと信じられています。そのため、海に生きる人々から特に絶大な支持を受けています。
自由なる、水と風を纏う男神 †
水は流れるもので、風も流れるもので、その流れが命の源です。そのため、クオ=ルートの教えの基盤にあるのは、「自由な心」です。こだわらず、とらわれず、水に流し風に流して、新たなるものに挑戦することです。
そういう考えだからか、ええ、神殿も陸上にはなく、神殿船が海の上をさまよっています。出会えるかどうかは、それは水任せ、風任せ。風にきいておくれ。もしも遭難などしたときにその船と遭遇すれば、手厚い看護を受けられるでしょう。どこか、希望する港に、下ろしてくれるでしょう。高位の神官ほど、自分の神殿船でレングラートの海を流浪することが多いようで、運がよければ、蘇生などの奇跡も受けられるでしょう(お金はかかりますが)。
本質 | 自由 |
司る側面 | 自由、変化 |
誓い | 水のごとく流れ、風のごとく流れよ。変化せよ。 |
戒律 | 自由な心で、とらわれず、水に流し、風に流し、新たなるものに挑戦せよ。 変わらぬ停滞は澱みであり、滅びへの道である。 |
- 本質:その神の本質である属性です。
- 側面:その神が、人の世界でどのようなものを司っているかを記載しています。
- 誓い:その神の教えの根本であり、信者の誓いです。
- 戒律:信者が、神の教え(誓い)を実践するための具体的な行動指針などを記したものです。
聖印 †
クオ=ルートの印は「帆船」です。水と風を受けて大海原を進む帆船は、自由の挑戦の象徴であり、変化の印なのです。
エンファータでの信仰 †
深淵の森が海を超えられないのは、神話にある通り、海にはクオ=ルートの加護があるからと信じられています。そのため、海に生きる人々から特に絶大な支持を受けています。
テンプルについて †
大半のテンプルは陸上にはなく、テンプル船(神殿船)が海の上をさまよっています。
出会えるかどうかは、それは水任せ、風任せ。風にきいておくれ。もしも遭難などしたときにその船と遭遇すれば、手厚い看護を受けられるでしょう。どこか、希望する港に、下ろしてくれるでしょう。高位のプリーストほど、自分のテンプル船でエンファータの海を流浪することが多いようで、運がよければ、蘇生などの奇跡も受けられるでしょう(お金はかかりますが)。
もちろん、海に住むものは陸から離れては生きられません。そのため、クオ=ルートのテンプルが陸上にあることもあります。そういう場合、「灯台」や「港」におかれます。ルアーブルには、大港にテンプル船が必ず1隻停泊しています(それが蘇生できるレベルに達した高司祭の船かどうかは、これまた運任せ)。
このようにすることで、人々に、「海に出ること」と「陸に港を持つこと」の重要性を教えていると言われています。
クオ=ルートの神殿船 †
レングラートで海を舞台とするときに、クオ=ルートの神殿船は、GMにとって、使いやすいレスキュー(例:PCが不慮の遭難/死亡などした際に、偶然遭遇させることができる)となるでしょう。
追加魔法 †
クオ=ルートのプリーストは、「プリースト追加魔法」ページにある、プリースト共通追加魔法および、クオ=ルート追加魔法を使用できます。
関連カテゴリ †
更新履歴 †
- 15/02/18:追加魔法について記載。
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