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神器

神器祭器とは、神々の聖なる力を秘めたマジックアイテムのことです。エンファータでは、長い歴史の中で登場した九大神ガラクヴァ神器祭器、そしてヴェルラグなど力の劣る神々のマジックアイテムが多く知られています。
これら神器祭器は、神話時代に神々が自ら作ったとされる神器や、〈人〉が創りだした神器、そして人々がコールゴットなどの奇跡で頂いた祭器、長年の祭儀や聖別などで聖なる力を蓄積し祭器と見做される力を持つようになったものなど様々あります。

神々が創りし神器 Edit

天駆ける神器(いずれも知名度15) Edit

以下で紹介する9つの神器は、神々自身の名が冠されており、世に知られている神器の中でも特に強力なものです。神話時代に神々が自身の力を注いだと言われています。これら神器は、『9つ全てが揃うと神々の地に行ける』など、様々な伝承があり、実際、〈人〉はこれら神器から〈天駆ける〉というを建造できる施設〈第二工廠〉を残しています。
また、これら9つの神器は通常の方法では破壊不可能であり、また、仮に破壊された場合でも時を経て再生し、いずれこの地上の何処かに顕現すると言われています。

最近では、この9つの神器が関わる騒動が起きたことでも知られています。

アル=グラムの光の珠 Edit

直径6cmほどの光を湛えた水晶球で、太陽光を放ちます。この珠の光は強力なホーリーライトであり、アタナトイおよびペトラに致命的な力を及ぼします。また、デーモンなど異界の存在に対してバニッシュ/弱体化の力を及ぼすのが知られています。なお、この光の珠は浮遊石でもあるようです。

かつてアルケナル帝国にありましたが、帝国滅亡時に深淵の手に渡り、幾人かのロードの手を経た後、「秘宝の守護者」と呼ばれるレイブンの一族が所有していました。しかし、ライリーと呼ばれるフェンランの高名な冒険者たちが30年ほど前に奪還。その後は密かに星霜世界で護られていましたが、10年ほど前、レリヴェシュトルというレイブンに奪い取られます。レリヴェシュトルはその力を己の野心に使いましたが、レイブンロードとなったレリヴェシュトルが2年ほど前にラッタウ星霜たちの手で倒されたあと、星霜世界に戻り、〈神器騒動〉に結びつくこととなりました。

アグ=ヴァの舵 Edit

装飾のついた金属製の舵型のアイテムで、 正確な力は不明ですが、儀式魔法を強化し、魔力を蓄積し、また、空間魔法を無効化するなど、様々な力を持ちます。ラストエンペラーが執行した大分離の儀式 - アルケナル帝国を滅亡に導いた儀式 - で使われたことがわかっています。

長らく、海の底に沈んだアルケナルの帝国首都『永遠の都』にありましたが、〈神器騒動〉時に、〈港〉からかの地を探索した冒険者達の手によって回収されました。

レ=ティオンの羅針盤 Edit

運命を司るというレ=ティオンにふさわしく、この神の名を冠されたアイテムは周囲の様々な状況を支配する力があると言われています。長らく存在は知られていませんでしたが、数年前に死の海と呼ばれる場所で発見され、星霜の手に戻りました。

その時の記録によると、羅針盤は、〈人〉〈竜〉の破壊に対抗していた時代、〈人〉の1人と言われるトバルカインという男の手に渡ったそうです。トバルカインは、今では死の海と呼ばれる場所で〈竜〉を倒すための団を建造していた男で、己の妄執のために〈竜〉を召喚しようとしましたが、この羅針盤の力により阻まれたと言われています。

ソル=パルの日誌 Edit

この神器は、ソル=パルの白き本と似たような装丁で、開くと真っ白いページです。この本は無数の人々の手に渡り、はるかな昔からの歴史を記しており、「ソル=パル自身が記した白き本」とすら呼ばれています。ただ、過去に遡るごとにページが重くなるともいわれ、数年~数十年前の昔ですら、知るには相当な力量が必要なため、所有者の大半は、この本の真の力は知らないと言われています。

この本は、大海賊バルバロスが自身の航海日誌として使用したと言われています。その後、アルケナル帝国の初代皇帝か彼に近しい人が所持していたようで、初代皇帝の業績も記されているのが判明しています。それ以降の所有者は不明ですが、近年は幾人かの海賊たちの手に渡っていました。
その後は冒険者の手に渡り、神器騒動の際、力のひとつ ― 記された過去を周囲の空間に現実の如き幻として映し出し、そこに記された力を発動する ― が明らかになりました。

ヴァル=ノレルの鎧 Edit

身に付ける者に相応しき形で装いを変えるというこのアイテムは、着たものに強固な身の守りを授けるとともに、あらゆる魔法を防ぐと言われています。まさに、ヴァル=ノレルの愛の庇護と呼ぶにふさわしい力です。長らくアーべの大公家が所蔵していた神器ですが、アルカナと呼ばれる盗賊集団に奪われ、このことが神器騒動の契機となりました。

アグラ=イヴァナの碇 Edit

大地の力を有するこの神器は、アルケナル帝国崩壊後にペトラの手に渡り、長らく、地底都市ガルムドリングに眠っていました。神器騒動時に、ペトラ・レヴィエイターである『黒の大祭司』ガウスから星霜冒険者の手に渡り、様々な敵との戦いで力を発揮することとなります。

ト=テルタの帆 Edit

アルケナル帝国ラストエンペラーが、かの有名な『大儀式』(帝国版図を海の底に沈めることとなった、大地を切り離す儀式)を執行した際に使った神器のひとつです。神器騒動時にフリーオンを根城とする海賊たちの手に入りました。

クオ=ルートの翼 Edit

ティガ=タルナの竜骨 Edit

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