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石の荒野/石の荒野の三大種族

石の荒野

【石の三大種族】 Edit

ボーンレット
狭間の種族ではありますが、どちらかといえば星霜と友好的な関係を築いています。
ヘンルーダ茶やコカトリス料理等、独自の文化様式をもっており。独立独歩の気概が根付いています。
そのため、星霜とも求められれば交流も商談も行いますが、彼らから積極的に交渉を行うということはあまりありません。
しかし、そんなかれらにも例外はあります。塩、及び鉄器に関しては石の荒野での自活は非常に難しく。それらを得るために屈強な体を生かし、傭兵として出稼ぎをすることがあります。
またそれら傭兵文化が花開いたのは、深淵星霜の主戦場が決戦の沼になってからであり、その歴史は余り長い物ではありません。
ケンタウロス
狭間の種族であり、星霜とも深淵とも付き合いがあり、中立の立場をとっています(ケンタウロスの部族事に星霜に寄るか深淵に寄るかが大きく変わる種族でもあります)
ボーンレットのヘンルーダ茶文化(毒水の飲用水化)や、浄化石による飲用水の確保などを柔軟に行っており。星霜石の荒野に立ち入ってくるまでは物流の多くを彼らが担っていました。
彼らは一括りでどちらの勢力と呼ぶのが非常に難しく、浄化石の普及と依存によってとある部族を深淵に組みしざるを得なくすることもあれば、ヘンルーダ茶文化を広め、星霜と狭間の独立に寄与することもあります。
今でも彼らの機動力は稀有な物であり。石の荒野での物流、情報の収集においては彼らが最も秀でているでしょう。
特定の集落というのをあまり持たず、どちらかといえば遊牧民的な生活を行っています。
人工及び武力的な力関係においては三大種族の中で最も低い。
『アンドルスコルピオ』
狭間の種族ではありますが、どちらかといえば深淵と友好的な関係を気づいています。
水源の確保は主に浄化石を利用しており。そのために深淵と友好的なのだとも、彼らの葬式文化を深淵が忌避しなかったから深淵と友好的なのだとも言われています。
しかし、その一方彼らは社交的でもあり、彼らの文化を否定したのでなければ、種族を問わずに幅広く交流することを厭いません。
その結果として、オーガペトラドラグなどとは特に友好的な関係を気づいているようです。
『三大種族の関係性』
アンドルスコルピオとボーンレットはオアシスをめぐって代々争っており。あまり友好的な関係とは言い難いです。
しかしお互いに戦士としての尊敬の念は持っており。凄惨な争いになることは有れども、侮蔑的な、唾棄すべきような行いが発生することはまずありません。
アンドルスコルピオは深淵の助力を借りることも多く、オーガなどがよく援軍として現れます。
オーガボーンレットの仲は悪く、それらはオーガの知性の低さ、それに起因する行いがボーンレットの逆鱗に触れることが多いからだそうです。
ケンタウロスはアンドルスコルピオともボーンレットとも交流があり、友好的な関係を気づいていることが多いですが。その力関係のため揉め事になった際には相手に譲ることが多いです。

【各種族の特徴】 Edit

石の荒野ボーンレットたち】 Edit

『オルガ=ルル』
石の荒野ボーンレットたちは二種類のオルガ=ルルが存在します。その一つは祭器としてのオルガ=ルルであり、もう一つは武具としてのオルガ=ルルです。
祭器としてのオルガ=ルル」
祭器としてのオルガ=ルルは、主に祭事、戦の前、戦の後に使われます。
祭事に置いてはオルガ=ルルに祖霊を降し、そのオルガ=ルルを用いて祖霊のかつての活躍を演武として再現し、奉納するという、お祭りの儀式として使用されます。
戦の前においては、これよりの戦いにおいて武勲を立てることを誓い、演舞を行い。戦の後においては、この戦いにおいて恥ずべきものはなかったのだと演舞をもって祖霊に奉じます。
祭りで再現の演舞を行うのは非常に名誉なことで、若い戦士達はこの役割をお互いにめぐって武を競います。
戦の前後で行われる、祖霊に奉げる演舞は巫女が執り行います。この演舞は石の荒野の三大種族においては侵すべきでない神聖なものであるという認識が広まっており、血で血を洗う凄惨な争いになったとしても、これを行う巫女に手出しするということは通常ありません。
「武具としてのオルガ=ルル」
武具としてのオルガ=ルルは、石の荒野においては何よりも特別な意味を持ちます。
石の荒野でオルガ=ルルを扱うということは、将来有望な戦士だということであり、同時に霊廟に入りうる英雄の素質を持っているのだと認められたものであるということになります。
ビャク=ガは決闘等において勝ち進み手に入れる強さの証明なのに対し、オルガ=ルルは主になにかの偉業を成し遂げた者、に送られる強さと名誉の証明になります。
『オルガ=ルルに関する余談』
祭器としてのオルガ=ルルであるが、かつては霊廟の石像をそのまま使用して祖霊をその身に降し、演武を行うという形であったが。石像の破損事例があまりに多いため現在の形に落ち着いたという経緯がある。(現在のオルガ=ルルは石像の見立て、から始まった文化である)
武具としてのオルガ=ルルであるが、バジリスク討伐に当たって石化の魔眼から自らの身を守るため仲間の石像を盾に、武器にとなりふり構わず使用したのが始まりという話しもある(石の荒野の戦士にこれをいうと多くの場合怒られます)
『ビャク=ガ、シャイグ=タン、グラップラー文化の土壌』
石の荒野においては、ビャク=ガやシャイグ=タンなどの骨の武器、及び素手で戦うグラップラー文化は非常に発達しています。
それらの理由としては、石の荒野において鉄の自給がほとんどできないこと。
深淵などと取引関係のあるアンドルスコルピオや、その機動力をもって交易を盛んに行うケンタウロスボーンレットたちと比べ比較的鉄の入手が容易であったことが関係します。
鉄を満足に用意できなかったボーンレットたちは、比較的入手の容易い骨の加工技術を発達させ、また鉄と比べて脆い骨の武器を用いての戦いにおける不利を補うため、素手での戦闘、つまりグラップラー文化が発達していくことになりました。

石の荒野のアンドルスコルピオたち】 Edit

『はぐれ山』
石の荒野のアンドルスコルピオははぐれ山にいる深淵達と良好な関係を築いています。
アンドルスコルピオからは知恵とオアシスで採れる貴重な植物を、はぐれ山からは鉱石等を主に取引しています。
また、ボーンレットとのオアシスをめぐる争いで、はぐれ山の深淵に助力を願うことも珍しくありません。
『戦力差』
ボーンレットとの力関係は、アンドルスコルピオだけでボーンレットと比べた場合、僅かに劣るものになります。
かつては鉄の武器のアドバンテージがあり、ボーンレットに武力において勝っていました。しかしボーンレットグラップラー文化が発展するごとに徐々に押し負けていき・・・今では僅かに劣る、と言わざるを得ない状況になりました。
そのため、はぐれ山から鉄の購入だけでなく、戦力の補充のためにオーガなどを傭兵として雇うことが近年増えています

石の荒野ケンタウロスたち】 Edit

『各部族との関わり』
アンドルスコルピオともボーンレットとも関わりがあります。
かつてはアンドルスコルピオから買った鉄をボーンレットに売りつけ、ボーンレットから買った貴重な植物をアンドルスコルピオに売りつけ。深淵から買った浄化石を購入ルートをもっていない両種族に売りつけ(結果として社交的なアンドルスコルピオには根付き、独立独歩の精神の強いボーンレットにはあまり根付かなかった)人間から買い付けた塩を両種族に高値で売り付け・・・
と、強かに、しかし敵対視はされることがないように、多くの種族の間をうまく立ち回っています。
『人口と武力』
特定の集落を持たず、遊牧民的な生活様式の影響か、その人口は三大種族の中で最も少なく、鉄の武器の保有量はもっとも多いものの、実戦経験の差でアンドルスコルピオにもボーンレットにもその戦士の質で劣ります。
唯一のアドバンテージとしては、三大種族の中で唯一魔法使い(ソーサラー)を有するということですが・・・それも数が多いわけではなく、焼け石に水というのが現状です。
その関係もあり、もしも武力を用いなければいけないような場面になったのならば、アンドルスコルピオやボーンレットに譲ることが多く、戦闘や戦争になるのであれば、いち早くその機動力を生かして逃走します。
しかし、あくまでアンドルスコルピオやボーンレットといった、生粋の戦闘種族と比べて武力が低いというだけであり。星霜の平均と比べたならばその戦力の質は高く。三大種族で最弱の種族だと、舐めてかかったならば相応の代価を支払うことになるでしょう。
『余談』
ボーンレット人間を引き合わせたのは彼らケンタウロスです。

深淵 Edit

『確執』
アンドルスコルピオに傭兵として雇われ、多くの場合はオーガが出向いてきます。
本来オーガとその争いの相手であるボーンレットとの間に確執は特になかったのですが、ボーンレットの戦の前の演舞に手を出す。戦死者をその場で食する(アンドルスコルピオも行う場合はあるが、恐るべし戦士として奉納したのちに、敬意をもって行われるため、また事情が異なる)。など、その誇りに対して唾を吐くような行為があまりに続き、それに対するボーンレットの苛烈な報復もあり、今ではオーガボーンレットの間では深刻な確執が生まれています。
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