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死の森

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概要 Edit

 グラゼルの西にある、アーファスの盾に囲まれた不死が大量に跋扈する森林帯です。深淵の森も広く存在し、死の瘴気と呼ばれる紫の靄が死の森全体を覆っているため、人の出入りは皆無です。
その為、星霜や狭間の種族からは呪われた土地として広く知られています。
アーベ公国にとっては、不死だけでなく深淵種族が住み着いているという事で、もっとも間近な脅威とされており、常にイドから哨戒が出されて、海からの侵入を警戒しています。
森の中には、不死やガルクラン深淵種族のほかに、キズモやブロブなどの魔法生物も存在します。
不死は海に出ることは(デッド・タイドなどを除き)まずありません。また、眠りの森を通ってくることは決してありません。海は渡航手段がない為であり、眠りの森は『アンデッドすら眠る』されるほど強力な睡眠の力が奥にあり、彼らを通さないとされているからです。
この土地は『蘇りの地』と呼ばれています。というのも、この土地に死体があれば、バイコーンなどが見つけた場合『不死として』蘇生されることがあるからであり、この付近ではいくつか逸話が残されています。レングラート独特の皮肉が込められての呼び名ですが、稀に真に受けて死体を運んで死の森に入る者もいます。死体が再び動き出すかは運次第ですが、間違いなくその者は『蘇る』事となるでしょう。

特徴 Edit

不死とバイコーン Edit

 この地域一帯には不死の力が働いており、多種にわたる不死が存在します。その為かつて大陸を深淵から奪い返し始めた後も、この土地だけは住み付いたり拠点を構えることができず、手を付けることはできませんでした。
しかし、死の森にはバイコーンという魔獣が存在しています。この魔獣は不死の力に通じており、死の森に住める数少ない生物の一つとされています。バイコーン達は群れを成さず、配下の不死と共に囲まれて生活しています。この森のバイコーン達は、強者を見つけると自らの配下にするために、配下を使ったり自ら挑み、襲いかかって来ることが多数あります。
かつて死の森に入った冒険者によると、一つの軍隊に相当する数の不死を囲っているバイコーンを目撃したという話もあり、彼らが死の森の主だとも言われております。

死の瘴気 Edit

 死の森では、死の瘴気と呼ばれる強烈な腐臭の靄が存在しており、生物が長時間吸引していると、体が徐々に弱ったり病気に罹ったりし、更に長時間吸引した場合死に至り、不死として蘇ります。
その為、足を踏み入れて瘴気にやられた哀れな者たちが森の中を彷徨っています。
この瘴気に罹った場合でも、瘴気のない所で安静にしていれば、回復するとされています。
なお、この瘴気はガルクラン深淵種族は影響を受けていないようで、この靄は深淵の仕業ではないかと言われています。もっとも、時折深淵種族の一部が不死化しているところを発見されており、真相は定かではありません。
この森の瘴気は海岸から先や眠りの森に広がる事はありません。

名所 (PCは知らない情報です。GMの参考程度に) Edit

洗礼の滝『ネロウ』 Edit

アーファスの盾から死の森に流れ込む比較的大きな滝です。ここから流れ落ちた水は、滝つぼに貯まっている死骸などの影響を受けて腐敗し、森の中へと流れていきます。
アーファスの盾で豪雨があった際は時折動物や周辺の集落の者が流されることがあります。もし彼らが運よく滝つぼに落ちて死なずとも滝に落ちてしまえば二度と生者として戻ることはないでしょう。
不死に殺されるか、瘴気に侵され不死となるかのどちらかの道しかないのですから。

触れざる沼『ニルヴァ』 Edit

決して近寄ってはならないとされる沼地帯です。流れることなく留まった死の森の水はさらに腐敗を重ね、触れるだけで生きるものは疫病にかかるとされています。そのため深淵バイコーン達はこの付近にはむやみに近づかない事でしょう。

セッションソース Edit

タイトル
説明文

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