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石の荒野/石の荒野の文化様式

石の荒野

石の荒野の文化様式 Edit

石の荒野独特の食事文化】 Edit

『水』
石の荒野での水は、オアシスから汲んでくる毒水、シャーマンが浄化した飲用水、浄化石を用いて浄化した飲用水のどれかになります。
石の荒野での水の価値はとても高く、祭事などの時を除けば石の荒野の住人が口にすることはほとんどありません。
もし石の荒野を訪れた人物が、住人から水を振舞われたならば最大限の歓待をされているということになるでしょう。
『塩』
石の荒野では塩は自主生産が不可能な物であり。その価値はとても高い。
ボーンレットなどが傭兵として外貨を稼ぐのも元をただせば塩の獲得のためというのが始まりである。
もし石の荒野を訪れた人物が、住人から塩を使った料理を振舞われたならば最大限の歓待をされているということになるでしょう。
場合によってはお金のように扱われるときすらもあります。
『ヘンルーダ茶』
甘く、独特の風味が鼻に抜ける。味はヘンルーダ茶味としか表現が出来ない。僅かにだが石化毒に対する解毒作用もあり、石の荒野のオアシスで水を飲むときの必需品。
石の荒野で主に常飲されている飲料。水の代用品。
石の荒野では水源はオアシスから意外では確保できず、しかしそれらはコカトリスの毒によって汚染されているため、石の荒野に住む種族においては無毒化の研究が進んでいった。
その結果として、コカトリスの主食であり、石化毒の特効薬になるヘンルーダを使った独特のお茶文化が発展している。
『コカトリス料理』
薬草を主食とするためその肉は滋養に富み、また過酷な環境で育ったその肉は旨味が強い。
コカトリスのほかに食用可能な資源があまり存在しない石の荒野における主食である。
しかし、コカトリスの肉にはヘンルーダの成分が蓄積されており、濃縮された薬効は毒へと転じ、そのままでは食べることが出来ないため、石の荒野以外では毒として認知されていることが多い。
コカトリスの肉を食べる際には、その嘴にある石化毒を使用して調理をしなくてはならず、また毒をどの程度使用するかを間違えると中毒(or石化)になってしまう。
(PL向け説明。石の荒野以外においては、江戸時代に「鉄砲」とあだ名されたことの有る河豚のような扱いと思ってください。
『その他特徴的な料理文化』
石の荒野に置いて塩は自主生産不可能な物の一つであるため、それの代わりとしてヘンルーダをはじめとしたオアシスの変異植物を利用した独特の香草文化が発達している。
また、貴重な食糧を骨の一欠けら、血の一滴まで無駄にしないために、ブラッドソーセージや骨の煮込み料理などの食文化が発達しているのも特徴である。
特にボーンレットに関しては骨の一欠けらまで無駄にしない、のは誇張でも何でもなく、骨料理という文化も存在する(一部の好事家を除き他種族には甚だ不評な硬さの料理ではある)。

石の荒野独特の葬式文化】 Edit

『石葬』
石の荒野に住むボーンレットケンタウロスは、死者を弔う際にコカトリスの石化毒を利用した独特の葬式文化を持っています。
その葬式文化とは、死者をコカトリスの石化毒で石化させ、砂として砂漠に還すという様式です。
石葬はボーンレットの集落での主な呼び方であり、ケンタウロス文化では風葬と呼ばれており、細かな差異はあれど根本としては似たようなものとなっています。
『食葬』
石の荒野にすむアンドルスコルピオの葬式は、死者の体を食するという独特の文化を持っています。
偉大な先人の魂を残されたもの達が食することにより受け継いでいくというものであり、神聖なものとなっています。
しかし、その内容から他種族からの理解を得られることは少なく。嫌悪感を示されることも少なくありません。
『霊廟』
ボーンレットやアンドルスコルピオは、霊廟と呼ばれる物を持っています。
霊廟には数々の石像が安置されており。それらはすべて英雄や賢者と呼ばれるような者たちのご遺体です。
霊廟に入ることが出来るのは、種族の中でも祭事を執り行う者や、戦士の長、祀られる英雄の親族などの限られた一部の人たちのみです。
族長などであっても死後必ずここに祀られるということはなく。霊廟に祀られるということは非常に名誉なことと考えられています。
また、ボーンレットの霊廟は完全な状態の石像が祀られていることがほとんどですが。アンドルスコルピオの霊廟は、その葬式文化の影響もあり、一部が欠けてたり、無事なように見えても中身が空洞になっていたしりすることが多いです。
両種族ともに、霊廟は霊的(シャーマン的)に厳重に隠されています。
もしも霊廟に許可なく入り込んでしまったならば、その事情に関係なく両種族ともに厳しくそれに対しての罰を科すことでしょう。(労働刑、賠償金などですんだならば相当にやさしい部類でしょう)
もしも、迷い込んでしまったものが霊廟でなにか無体を働いてしまったならば、ありとあらゆる意味での覚悟を決めなくてはならないでしょう。
『忌避・禁忌』
石の荒野では、水葬及び火葬を忌避、もしくは禁忌としています。
現実的な理由としては、火を起こす燃料が貴重であるということ、毒水であるとはいえ、貴重な水源であるオアシスを汚染しないようにするためです。
宗教的な理由としては火葬では、火は浄化と破壊の象徴であり、死者の魂も焼き尽くしてしまうため忌避され、水葬はその魂までもを砂漠の悪魔(バジリスク)に食されてしまうため、禁忌とされています。
もしもそれを知らずに石の荒野で死んだ仲間を火葬や水葬で弔ったならば、その後しばらくの間、石の荒野での商業活動(もしくは冒険者活動)は非常に難しくなるでしょう

シナリオソース Edit

薬の買い付け(ウィルダネス・シティ)(B~C)
とある食道楽の貴族がコカトリスの肉を食べて、毒に当たってしまった!石の荒野にあるというヘンルーダを使った薬を持ってきてくれ!
貴方達は依頼を受け、石の荒野にあるボーンレットの集落に向かい。薬を売ってくれるように交渉しなければならない
シナリオ例  http://gurrad.verse.jp/log/2021/202101/log20210117f.html
キャラバンの護衛・塩の売り込み(護衛・ウィルダネス)(A~B)
あなたはキャラバン(商隊)の護衛として、ケンタウロスのキャラバンやボーンレットの集落を周ることになった。
貴方達は、コカトリスの襲撃や、石柱にあてられてキャラバンからはぐれそうになる人を回収しながら無事に護衛を終えなくてはならない。
シナリオ例  http://gurrad.verse.jp/log/2021/202101/log20210119e.html
葬式のお手伝い(戦闘)(B~)
貴方達はボーンレットの集落に依頼のため呼び出された。
なんでも今度葬式があるのだが、ご遺体を石化させるためのコカトリスがまだ捕まえられていないらしい。
本来であれば、喪主がコカトリスを捕まえてくるのが通例らしいが、喪主はまだ幼く、それが出来ないらしく・・・。
貴方達は、喪主の代理人としてコカトリスを生け捕りにすることになった。
シナリオ例  http://gurrad.verse.jp/log/2021/202101/log20210118f.html
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