ホーム > SandBox > KGM > レメトゲンシリーズ

SandBox/KGM/レメトゲンシリーズ

非固定キャンペーン『レメトゲン』 Edit

 揺り篭の時代。多くの者人々が大陸を追われ、あるいは壮絶な戦いの後に死した。
だが、揺り篭の安寧に身を預ける事無く、四方を深淵勢力に囲まれながらも戦い続けた魔術師にして王がいた。
歴史から名を抹消された魔術師の名はソロモン。
その業をもって、異界の存在たる魔神を参考に作り上げた、ただ一つの魔術体系、『レメトゲン』を生み出し、
その悪魔を使役する力によって都市を長年守り抜いた。
けれどもその邪道の極致とも呼べる魔術は許容されることなく、魔術師は最後に悪魔を封印し、消え去ったという。
――レメトゲンの悪魔に関する調査書より――

キャンペーン概要 Edit

レメトゲンは、歴史上の人物である魔術師ソロモンと、彼が使役した72柱の悪魔に関するキャンペーンです。
多くの謎に包まれ、人に憑りつく悪魔たちは、超常的な力を振るうなど、恐るべき存在であり、危険視されています。
本キャンペーンでは、事件を追う学院の魔術師ディオルやその仲間たちと共に悪魔が巻き起こす事件を解決していくものとなります。

本キャンペーンは1シーズンを9話とし、合計8シーズン72話を予定しています。

シーズン1の概要 Edit

とある町で起きた悪魔の事件を皮切りに、冒険者たちと浮雲の碇亭OBの準導師ディオルは危険な力を行使する、悪魔の存在を知ります。
悪魔を封印する手段である『指輪』を発見した彼らは、数々の事件において悪魔に憑依された者たちを救い、悪魔たちを封印、ないしは力を抑えて庇護していきました。
徐々に悪魔たちの実態をつかんできた彼らの前に、突如『指輪』を所持したレイヴンとガルハドラがそれぞれ現れ対立します。
そうして冒険者たちは、指輪と悪魔をめぐる争いへと巻き込まれて行きました。

シーズン2の概要 Edit

深淵のレイヴン"アポロニウス"、反社会組織『黒き血の盟約』のガルハドラ"『バチカル』"と衝突し、悪魔の奪い合いや思惑で巻き起こる闘争の数々。
冒険者たちとディオルは時に被害を被りながらも、着実に悪魔を封印、ないしは協力者を増やして行きます。
しかし、その中で、9柱存在するという悪魔の王たちと邂逅し、ケタ違いの力を思い知らされ、ディオルも一時瀕死の重体に陥りました。
また、悪魔の王たちと契約するアポロニウスやバチカルとの戦いに苦しめられますが、それらの勢力を出し抜き、新たに現れたソロモンの指輪を奪取することに成功します。
そんな折、ソロモンと旧知である"シバの女王"から

レメトゲンの悪魔についての概要 Edit

レメトゲンの悪魔とは、恐るべき力を振るう存在であり、存在が危険視されています。
一部の例外を除いて彼らは肉体と精神を持たず、悪魔の特性に近い人物に憑依します。
悪魔は『過去現在未来を見通す』『周囲/特定の人物の精神を変質させる』『自然現象を大規模に引き起こす』など常軌を逸した力を持ち、悪魔が憑いた人物はその力を自らの意志で振るいます。
彼らから力を奪う為には、準導師ディオルらが保持する『指輪』が必要であり、それが無ければ基本的に対処は不可能と言えるでしょう。

レメトゲンに関する用語集(作成中) Edit

頻出用語

悪魔(デヴィル)
KGM内で定義される、魔神と似て非なる存在です。悪魔は実態を持たず、他の生物の精神に寄生するもの達です。寄生しなければ何の力も発揮できませんが、寄生した宿主の体を用いて恐るべき力を振るってきます。
レメトゲン
レメトゲンの悪魔を含む魔術体系……と言われているが実の所よくわかっていない。ソロモンが生み出した技術とされる。
レメトゲンの悪魔
↑上記概要参照
指輪
封印の指輪と言われる事が多い。悪魔の封印などを行うことができるマジックアイテム。9つ存在する。
ソロモン
レメトゲンの悪魔の製作者。その記録が歴史からほとんど抹消されている。

その他レメトゲン用語集?

関連NPC Edit

ディオル
浮雲の碇亭OBの冒険者賢者の学院にて準導師の地位を持ち、現在『レメトゲンの悪魔対策室』の陣頭指揮を執っている。
過去に悪魔と確執がある様子だが詳細は不明。
アリシア
学院でディオルの補佐を行っている女性。悪魔ストラスの憑依者。浮雲の碇亭冒険者に命を救われた。
ズー
アリシアと同じく悪魔憑依者であり監視及び保護対象の少女。尻尾や耳が生えるなど奇異な姿であり、悪魔を封印した時点で死亡する運命にある。
アポロニウス
深淵陣営における指輪保有者。悪魔の王パイモンと契約関係にある。生い立ちは不明だが、深淵領域にある天文台カルディアのリーダーをしていたという。
『バチカル』
黒き血の盟約のリーダーであり指輪保有者。ワイバーンを駆る。
パイモン
アポロニウスと契約する悪魔の王。白い翼のレイヴンの姿。伊達男。
アスモデウス
悪魔の王。ほかの王たちが最も警戒するらしい。絶大な力を持つ。ドラグの姿。
バラム
ディオルの下に時折現れて情報をもたらす悪魔の王。人間の青年の姿。
ソロモン
レメトゲンの悪魔を作り出した魔術師。彼に関する記録は抹消されており、詳細不明。

その他や詳細はレメトゲン登場人物を参照。

セッションの記録 Edit

シーズン1 Edit

第一話~城塞の破壊者アイム~ Edit

ラクナウとレングラートの狭間にある港湾都市ハルディアに『太陽が落ちて街が消える』という啓示が下る。
居合わせた冒険者たちは、それが悪魔と呼ばれる存在の仕業であることを突き止める。
だが、その"悪魔"は意外な人物で……。

第二話~天と地の知恵者ストラス~ Edit

ハルディアでの事件から少し後、浮雲の碇亭にOBの魔術師ディオルが来店し、悪魔を追っていると告げ、協力を要請する。
アーベの辺境の村にて、7年前から常軌を逸した正確さの予言などを行う少女に悪魔の疑いがあり調査に乗り出す。
だが、何やら周囲の村々に不穏な気配があり……。

第三話~輝ける隠者オロバス~ Edit

より情報を得るため、ディオルと冒険者悪魔とその製作者について調べるために、ネアム侯国の図書館へと向かう。
その奥地にて、彼らは悪魔が憑依した賢者と出会い様々な知識を伝えられる。
そして彼は最後に重要なものを冒険者たちに託すのだった。

第四話~暴虐にして礼節の騎士フルカス~ Edit

アーベ公国内に現れた血みどろ騎士イヴァン。それは悪魔フルカスが憑依し、罪あるものを血祭にしてゆく災害であった。
冒険者はディオルに依頼され、悪魔封印のための指輪を手にし、フルカス封印へと向かう。
自らを罰の代行者であると妄信した騎士冒険者たちは力と言葉で戦いに挑む。

第五話~腐敗と闘争の嵐レラジェ~ Edit

開拓村のロクスで起こった凄惨な事件。村人同士が互いに憎み、全滅するまで殺しあった原因は悪魔にあった。
その兆候がシャオセッテにも表れ、ディオルの助手アリシアは冒険者たちに調査を依頼する。
悪魔の力を振るった男の正体は、村で迫害された吃音のハーフエルフで……。

第六話~暴風と雷鳴の大鹿フルフル~ Edit

第七話~簒奪と幼護と混沌のシャックス1~ Edit

ルアーブルの上流層の子息たちが五感を失う事件が起き、冒険者たちは解決に乗り出す。
しかし奪われた子供たちはみな頑なに口を閉ざす。
そして貴族の娘は『この事件を解決しないでほしい』と冒険者に告げる。その真意とは。

第八話~水脈の支配者クロケル~ Edit

渇きの島にてあちこちから間欠泉が噴出し、あちこちで水浸しにになる事件が起きる。
ディオルは助手のアリシアの力で悪魔の力だと認定。冒険者と共に荒れ狂う海を越え、島へとやってきます。
そこでは悪魔の憑依者を救い主と歓迎する者と、悪魔であると悪態をつく者が言い争っており……。

第九話~浄化と再生の炎フェニックス~ Edit

リューンス国アンバッサより南の地域の村で、跡形もなく村が焼失する事件が発生し、冒険者たちは調査に乗り出す。
果たして、それは悪魔の力を宿した少女が原因であったが、それは深淵陣営からのであった。
冒険者たちは最後に一つの決断を迫られ……。

シーズン2 Edit

第十話~天上の絢爛音楽アムドゥスキアス~ Edit

古都ガルファードの音楽祭に、悪魔が現れると、予知がなされ、確保に向かう冒険者たち。
他の勢力の介入を警戒する中で、一組の演奏を奏でる少女たちと邂逅し、音楽祭に巻き込まれる。
やがて音楽を操る悪魔との対決となり、最高の演奏で打破することが出来たのだが……。

第十一話~死山血河の殺戮者アンドラス~ Edit

またしても悪魔の出現が予知される。

第十二話~経血と情動の悪魔ゼパル~ Edit

第十三話~勇猛果敢なる軍団長イポス~ Edit

第十四話~嵐と海の統率者フォカロル~ Edit

第十五話~愛を結ぶものウァサゴ~ Edit

第十六話~薬毒と蛇の担い手ウァラク~ Edit

第十七話~写し鑑のアロケル~ Edit

第十八話~喜怒哀楽弄びし獣グシオン~ Edit

  • 関連ログ:

番外編の記録 Edit

小さな鍵の幕間 Edit

~白薔薇の花畑~ Edit

 レメトゲンの調査の過程で、メギアス諸島、セヘル島にある区域において、調査の邪魔となる怪物の駆除と護衛の依頼が、ディオルの代行としてアリシアから浮雲の碇亭に出され、冒険者たちはセヘル島へと向かった。そこは『メギアスの白薔薇』かつてのメギアス領主の愛妾ストレリチアが別荘として使っていた場所。冒険者たちは香料を含んだ厄介なリザードを撃退し、依頼を遂行しました。
 ディオルの祖先はストレリチアから、「愛する者皆落命する」という呪いを受け、代を重ねるごとにその呪いも強固なものになり、数奇な冒険の果てに、これを解呪し因縁を断ちました。その呪いの根幹こそ、悪魔の力によるものであったということが、この調査で判明したようです。

レメトゲン番外 Edit

~黒き血の胎動~ Edit

 かつての話。南バルバロスの大海賊の中に、ガルハドラ長を務める者がおり、ある諍いなどから沿岸の街の海上を半年もの間封鎖し、大きな事件となりました。食料も足りず、人々が飢えていく中で、貧民街に住むガルハドラの子供が倉庫を襲い、食料を強奪する事件が起きました。その結果、貧民街に住むガルハドラ、そして周辺の人々が皆殺しにされる事件が発生。そこで偶然にも生き延びてしまったガルハドラは復讐を誓い、忽然と姿を消しました。
 それから数年後。そのガルハドラはレメトゲンの悪魔にして、悪魔の王『ベリアル』の力によって、とてつもない力を持つ怪物へと変貌し、街を襲撃するはずでした。幸い、他の悪魔が介入して、力ある冒険者たちに、『何もしなかった場合の未来』を体験させ――ガミジンは濁していましたが、これはある悪魔の権能であり、単なる幻覚や幻視ではありませんでした。――
その危険を伝え、怪物となり果てたガルハドラにかつての体験、経験、良き思い出を無理やり思い出させ、力を落とし、妥当します。
 しかし、これはあくまで始まりであり、実験に過ぎませんでした。胎動する巨悪の、ほんの小さな前触れ。

このページを共有:
  • このページをはてなブックマークに追加 このページを含むはてなブックマーク
  • このページをlivedoor クリップに追加 このページを含むlivedoor クリップ
  • このページをYahoo!ブックマークに追加
  • このページを@niftyクリップに追加
  • このページをdel.icio.usに追加
  • このページをGoogleブックマークに追加

このページのURL:

ページ新規作成

新しいページを投稿できます。

TOP