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大迷宮

ルアーブル大迷宮

ルアーブル市の地下には、巨大な遺跡があることでも知られています。ルアーブルの『大迷宮』と呼ばれるそこは、そのまま諸種族の言語で『大迷宮』と言っても伝わるほど知名度の高い場所で、数多の冒険者が挑戦してきました。

この遺跡については様々な伝承が伝わっています。その中でもっとも有名なのが『最深部に、空中大陸ハーフェンに関するなにかがある』という噂です。真実は誰にもわかりませんが、神話や伝承から、この大迷宮を作ったのは〈人〉であり、〈人〉によって封じられた地であると言われています。

長い年の間に数多の冒険者が挑戦してきましたが、最深部はおろか、まだ7〜8層目ほどまでしか到達した人はいません。
また、下に潜るほど巨大になり、分岐も多く、危険も大きいため、この遺跡の地図が作られてるのは、地下3〜4層目の一部までです。遺跡の全容とこの迷宮の機能、そして数限りない分岐の果てや最深部になにがあるのかについて知る人は、誰もいません。

大迷宮のしくみ Edit

  • 第一層は『水路区画』および『穴蔵街』として活用されています。
  • 第二層目以降は、迷宮はランダムなタイミングでその構造を変えます。

第一層:水路区画/穴蔵街 Edit

迷宮の地下一階は、ルアーブル市の下にあります。そこは網の目のように張り巡らされた水路区画になっており、この水路は長年の工事で下水用の水路として利用されています。水路区画には、この遺跡の入り口が複数あり、そのうちのいくつかから第二層目へと入ることができます。
また、ルアーブル市のすぐそばにある山にも第一層が広がっており、『穴蔵街』としてドワーフなどが活用しています。

第二層以降 Edit

下の層は、自然の洞窟風であったり、人工的なダンジョンであったりと、様々な構造を持っています。そして、モンスターや、侵入者を撃退するガーディアンたちがうろついています。

二層目以降の最大の特徴は「一度来た場所なのに構造が違う」ということです。
大迷宮は、アトランダムに内部構造が変わる迷宮として知られており、その仕組を知っているものはいませんが、前に来た場所なのに全く構造が違う、などというのはよくあることです。

モンスター Edit

大迷宮の役割は誰にもわかりませんが、「大迷宮の奥深くに来るものをことごとく排除する。大迷宮を守る」のは知られています。つまり、大迷宮の奥深くを守るモンスターやガーディアンたちは、そこから出てくることはありません。第一層や第二層あたりをうろつくモンスター・動物などが稀に表に出てきて悪さをすることはありますが、その程度です。

また、〈人〉が何かを護るために作った迷宮のため、その防衛力はガルクランダークプリーストなどに対しては、より強力になります。さらに、地下からの侵入に対しても護られており、かつてあるドワーフが穴を掘って地下から大迷宮を攻略しようとしましたが、大迷宮の何層めかにつながった途端、無数の魔法生物(ゴーレムなど)が現れて穴をぶっ潰されたそうです。

階層ごとのモンスター Edit

1F
紛れ込んだシザーリザードとかジャイアントラットとか。1Fは大した敵はいません(ルアーブル市の下水道でもありますね)
2F
ラビリンスウォームや低レベルのモンスター・魔法生物、時折アンデッドなど、MLが1~3くらいのモンスター
3F~4F
MLが2~6くらいのモンスター・魔法生物・デーモン、時折アンデッドなど、
5F
MLが3~7くらいのモンスター・魔法生物・デーモン、時折アンデッドなど。

ウォーム系 Edit

動物系 Edit

  • ジャイアントラッド、シザーリザード、蛇、蜘蛛、蝙蝠、ワニ、ムカデなど。

ほとんどが長年の間に迷宮に住み着いたもの動物たちです。

アンデッド系 Edit

  • ゾンビ、スケルトン、アッシュ、グール、ワイト、ゴースト、アンデッドナイトなど。

数多の冒険者たちや、うかつに迷宮に入り込んだものの結末の一つと言われています。ヴァンパイアはアタナトイガルクランの一種族)であるため、いません。

魔法生物系 Edit

  • ルールブックに載っているほぼすべて、載っていないオリジナルの魔法生物など。

魔法生物は今なお万全に機能している『大迷宮』を支える存在です。一番良く見かけると行ってもいいでしょう。特にゴーレムは豊富におり、信憑性は定かではありませんが、ミスリルゴーレムの目撃例もあります。

デーモン Edit

  • アザービースト、ヘルハウンド、ケルベロス、レッサーデーモンなど。

別世界から召喚されてきた存在であり、『大迷宮』を守るよう強制されています。さらに上位のグレーター系も、大迷宮の奥深くにいると言われています。

モンスター Edit

  • シーリングハガー、キマイラ、マンティコア、スフィンクス、バグベアードなど

彼らも、『大迷宮』を守るように強制されています。キマイラやマンティコアはガラクヴァなどの邪神を信仰していますが、ガルクランダークプリーストが侵入してきた場合でも、大迷宮を守らなくてはいけません。

アイテム/生物など Edit

ヒカリゴケ Edit

無風の場所でのみ成長し、風が吹くと反応して一瞬だけ僅かに発光しながら胞子を飛ばすコケです。ただし、一度発光すると胞子が増えるまで(数日ほど)しばらく発光しなくなります。大迷宮の各層で生息しており、ビンなどの密閉した容器に入れて持ち帰り、各階層到達の印とする風習があります。

クールスライム Edit

ぷるんぷるんと揺れて震えるスライムです。半透明で薄く色がついてます(色は様々)。ひんやりしており、涼を取るのに便利な生き物です。なお、このスライムは汚れを食べる(取り込んで分解する)性質もあります。

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